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特にここに書くこともないししばらく更新しなくてもいいかなとも思っていたのだが、更新しないことに意味を持たれても困るので、雑記。

 

 

 

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ネットでたまたま見かけて観てきた映画。関東大震災に乗じた差別に基づく流言飛語によって起こった集団殺人事件を取り上げた作品。

所謂「差別の多重構造」と呼ばれるものを刻銘に描いた映画だった。現代にも通じる差別や村意識といったものについて考えさせられる作品。

ただちょっと教養主義ぽかったというか、「差別は無理解から生まれる=学があれば差別しない」みたいな構造にも見えかねないのが少しだけ気になった。それは──特にネット知識人みたいな奴らが渦巻く昨今では──非常に危うくかつ現実的ではない論理だと思う。「自分の方がその社会問題について理解している」と勝手に思い込んでは当の当該をも足蹴にしてがなり散らす連中というのは、特にネットなんかには非常に多いと私は思う。そしてそう言っている私自身も同じようなことをやりかねないのだとも。知識と冷静さがあれば人は差別しないわけでは全くないのだから。

私も勉強家も、誰もがいつかどこかで差別をするかもしれないのが現実だろう。その事実と向き合い続けることが大切なんじゃないか。そういう議題としてあるべき作品なりテーマだと思う。

 

あとは単純に時代モノとしての雰囲気づくりに見入ったり、最後のピアノの曲気になるな……と思いながらスタッフロールを見ていたら音楽が鈴木慶一ムーンライダーズ、そしてMOTHER1,2)でビックリしたりしました。もう一本くらい映画観に行きたいな。

 

 

 

 

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「今年いっぱいFFやる」と言った傍ら、何故か初めてしまったアクションRPG『仙剣奇侠伝―守り合い―』。歴史絵巻モノというよりはファンタジー系少女漫画っぽいです(その辺の感触って海を越えて共通なんだな……)。まあしばらく遊んでいます。

 

でもやっぱり失礼ながら「アクションRPGってビジュアルだけ作ったらあとはどれも何だか似たりよったりじゃない?」と思ってしまったりも。

自分はFF7Rの「アクション+FF伝統のATB」の仕様に「結構面白いじゃんコレ!!」と馬上テニスをやることになった越前リョーマみたいなテンションになってしまったのだが、一方でやはり「ATB要素はもう面倒くさいからいらない」という意見も見かけたり……まあ普通は乗馬とテニスどっちかにしてほしいもんね。でも私は馬上テニスみたいなものを発明し続けるFINAL FANTASYでいてほしいです。


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アジアン系ワールドの歴史モノ、と前に書いた後でふと『幻想水滸伝』を思い出したのだが、なんとなくサブスクで検索してみたらサントラが置いてあって感動した。

 

 

たしか初めて遊んだPSのゲームが初代幻水だったように思う。私にとっては名作と呼ばれる2作目よりも初代の方が絶対的な作品なのですが(あの “呪い” を背負った坊っちゃんがそれでも大勢の仲間と出会い肩を揃えていくことに『仲間集めゲーム』であることの意味を感じたんだよね)。今やればまた違う感想もあるのかな。

あと絵柄が断然初代の方が好きなんすよ、ちゃんと戦史モノっぽくて。まあリマスターはやる準備しときます。

 

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久々の無期迷途(前イベント逃したのを強く後悔)。今改めてイラスト見ると「スラム街のメメントモリ」みたいなビジュアルだな? 

久々に詰将棋みたいなディフェンスゲームをやったのでやっぱり楽しいです。改めてこのゲームはやんなきゃ駄目だなと思わされた。

 

 

 

 

 


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あまり「懐かしのヒットソング集」みたいなプレイリストは覗かなかったのだが、なんとなしにAppleに置いてある各年代別プレイリストみたいなのを開けてみた。さてさて嫌な予感しかしない「1990年代邦楽ベスト」。開いてみたらGLAYこそ数曲入っていたけれども、彼らと負けず劣らずのヒット曲数と動員数が記録されるL'Arc~en~Ciel、そして説明不要なX JAPANの楽曲がたったの一曲も入れられていなかった(無論、それぞれヒット曲を輩出したSIAM SHADEPENICILLIN、そしてSHAZNA等も)

そんな……「L'Arc~en~Cielはヴィジュアル系ではありません」でお馴染みのL'Arc~en~Cielさんが他のヴィジュアル系バンド共々全曲ハブられているなんて、そんなのクソウケr……かわいそ……辻褄が合わないじゃないですか!!

ちなみにLUNA SEAの『ROSIER』は入ってた。逆に!? 『I for you』じゃない辺りに「それでもROSIERは入った意味」みたいなものを考えてしまいますね。

うーん、いや根深い。

 

80年代の方を覗いてみたらYMO、RC、BOØWYはもちろん、一風堂スターリン、DEAD END、AUTO-MOD戸川純ムーンライダーズ、そしてBUCK-TICKとXに筋肉少女帯SOFT BALLETまでガッチリなので、余計90年代側の「なんかあった」感がヤバい。大体ロキノン誌のせいだろうが。

 

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「80年代音楽集」だとかになると高確率でいっちばん下の方に「SOFT BALLET   BODY TO BODY」って入ってるの、ラストダンジョンを徘徊しているオメガみたいで好きです。

 

まあネタにしといて何なんですけど、話に聞く「該当者にしてもよろしくなかった商業的ヴィジュアル系ブーム」にラルクが突っぱったこと自体は別に誤ってはいないだろうとは思いますけどもね。一方で「ラルク自身の姿勢を重んじるならその後のhydeやken、yukihiroの動きのほうが最新情報でしょ」というのもまた思いつつ。

 

 

まあそんな歴史の闇みたいな90年代プレイリストに対抗するわけでもないんですけれども、元々「複数のバンドの曲をまとめて時系列順に追ってみる」といった個人的プレイリストも作ったりしていたので、折角なのでちょっと挙げます。私はほぼ知らない時代なので追体験もくそもない視点なのですが。

 

『97〜00年に出た楽曲より、LUNA SEAラルクGLAYが各40分、黒夢が15分(SADSは置いてなかった)、BUCK-TICK25分、そしてXとhideが合わせて20分弱』

という持ち時間縛りの3時間プレイリスト。当然GLAYラルクはミリオンヒット曲すら全曲入りきらないのですが。

 


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あー、OLODからの選曲がドリーなのは他の選出曲とのバランスと、あと尺の都合です。これでもオーバーしてるし。わりとどのグループも「ポップ」と「コア」のバランスを追求しているのが伝わってくるのが面白いなあと。

 

やっぱり解散からの即『ROCKET DIVE』はヒーローすぎるとか、

っていうか98年が文字通りの戦国時代すぎるなとか、

ピンクスパイダー』『ever free』からの『I for you』はやっぱり胸が痛かったりとか、

4年間でアルバム4枚出してるラルクはそらkenの負担がでかすぎるとか、

多分このプレイリストで聴く『WISH』が一番「これ、終わるのか…………」となります、とか、

まあそれとは関係なしにBUCK-TICKはずっと最強ですね、これがスランプ時代とか嘘でしょ、とか。

でもこのプレイリストで一番儲けてんの、何だかんだずっと健闘しているっぽいGLAYだな……(一般的にはGLAYの時代なんだからそりゃそうである)。

 

93,4~96年版も作ろうと思えば作れる。いや本当に作らないといけないのは現在から直近の5年、10年を伝うプレイリストだろとも思いますが、どういうテーマでどのバンドをチョイスすればいいのかも私にはさっぱりって感じですので……(強いて言えば「ルナフェスやBUCK-TICKトリビュート的な選考」を求めたい)。まあそんなこんなです。

 

 

 

じゃあ、最後に。

80年代のプレイリストの方聴いててハマっちゃったPSY・Sで。

 

 

昔の先輩がどっかから(多分上のアニメから)発掘して聴いてたなあ。