生きろにちか


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考えるほどに頭の中で色んなものが絡んでくるにちかW.I.N.G.

 

 

引っかかってるのは、「にちかはどうしてアイドルをやりたいんだろう」ということ。

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彼女が平凡かどうかとか、実力の如何とかは私は直接の問題ではないと思う。これまでの283アイドルだって始まりは平凡だった子などたくさんいるし、そこから自分だけの顔を磨いてきたのだと思うから。

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その「自分だけの顔」がないのだ。誰しも最初は誰かのコピーだとは言うが、彼女はそもそも姿勢として自分自身で勝負しようとはしなかった。「靴」だけを見ていて。そんな子がたくさんのライトに照らされた時にぶっ倒れるのは、当然だろう。

 


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終盤になるにつれ「アイドルを続けることへの忌避」みたいなのがどんどん浮き彫りになるにちか。私は敗退コミュを進んで見るような鋼メンタルはしていないのでそちらは見てないが、「アイドルを続ける」ことは彼女にとって苦痛なのだろうか。だから、「彼女は何のためにアイドルの道へ来たんだろう」となる。

 

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一つ思うことは、にちかはファンと向き合ったことはあったのだろうか。もっと言えば憧れのアイドル八雲なみも、ファンとの向き合いはどんなものだったのだろうか。

これに尽きるのだろう。彼女は何のためにここまで来て、ここまでの日々で何を見つけたのだろうという。

“自分のアイドル” という夢絵だけか。仮に彼女の夢が「八雲なみになること」だったとして、彼女にとっての「アイドル(八雲なみ)になる」って何なのか。

八雲なみという自分の偶像に囚われ、目の前のものが実りになっていない。そういう話なのだろうか。偶像になる前に別の偶像に溺れていて、そこから自分自身を示す術を見つけられない。まして憧れだった八雲なみのアイドル性を大きく否定される時がくるとしたなら、その時 にちかは?

 

灯織も恋鐘も(もしかしたら霧子も)言わばアイドルへの憧れ出身だが、何が違うかと言えば言うまでもなく「自分自身がアイドルになること」への歪な希薄さだろう。

彼女の物語は「アイドルのファン」を「アイドルになる話を通して描く」という、結構アクロバティックなところに入ってきているのかなあというか。

 

 

 

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ファンから「カミサマ」とカルト的支持を集めているという敵役らしき斑鳩ルカ。実は新登場のキャラクターで私が一番注目したのは彼女で、特にその「カミサマだとカルト的支持を集めている」というところに強い注目が行ったのだが、それも交えていくとまだまだ今後の展開が目まぐるしくなりそうである。偶像とは何たるか、実体たるその人の心は。シャニマス始まってんな。

 

 

もう一つ、もっと単純に「アイドル活動を続ける中での喜びみたいなのを見つけられなかった話」なんだよなあという。昨年のノクチルだってああいうスタイルだったしね。だからこそ、やはりすぐに解決してちゃんちゃんという話にはしないのかな、とも。シャニマスだし。

 


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『プレゼン・フォー・ユー』の靴の話は結構印象深くて「続きがあるなら見たいな」と思ってたんだけど(余計なことを言えばそれ以外の社長話にはあんま興味なかったんだけど)、ピンポイントでそこ持ってこられたなあって。まあ直アイドルの話なんだから当然か。それで前十字靭帯さんが自分の足で再起する話は(略)

 


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スターダムの世界というのはかくも残酷だなと思わされる。自己実現を目的に飛び出したのに、自分ではないものを求められ演じさせられる。

まだ結論めいたことを言う時期ではないだろうが、私は「誰かの理想なんて所詮ちっぽけで、野放図で取り留めのない “誰か自身” の方が絶対に面白いと思うよ」とだけ。それで続けてられる世界ではなくとも。

 


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全然話変わるけど、私もいずれhideの年齢を追い越しちゃうのかなあ。米兵さんに生肉投げたことすらないのに、はっはっはっ。いやにちかが「私の全部の始まりの人」とか言うから。

……自分も十代の頃は「俺もhideみたいに活躍して同い年くらいで死にたいな」とかふざけたこと思ったりもしたので、その感覚は結構リアルい。要は「その先に続いていく輝き」をまったくイメージできないからなんだよな。「もっと凄い靴」や「理想の靴のその先にある型」やらが。

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「終わらないことへの恐怖」というのは、アプリゲーとしてメタ的であると共に、「精巧なドラマもまとまりの良さもなく、ひたすら未知へと拡大していく」という “生きてること” への裏返しでもあるかのようだ。

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続きは続いてる者が自分で織るしかないんだ。生きるって。

 


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かわいい。

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その笑顔はもっとかわいい。

いやほんと無駄に色んなこと思い出しちゃう子だな。親戚の大家族の家に行ったら騒がしい部屋で居場所なさそうに隅っこでイヤホンつけて音楽聴いてた長女とか。

リアルタイムで追ってたけどストレス系の病気で倒れてしまったミュージシャンとか。

まあ色々思うことあるけど、後に続く美琴さんやルカも含めてまだまだ明かされてないこと残してんだろうな、とも。

 

 

 

 


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偶像やカミサマ、生きることは物語じゃないから、そうしてまとまりなく拡大していく無二の存在へ……

 

うーん、私の方もまだまだ終わらないなあ、何もかも。

 

シャイニングニキ、満足させてくれよ

 

今もっぱら注目のアプリゲームと言えば? みんな馬のお世話をしているね。そう、『シャイニングニキ』。


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このシャイニングニキは凄い。前身にあたる『ミラクルニキ』は私はプレイしていないのだが(シリーズへの理解のために始めようかと思い始めている)、ジャンルは『着せ替えコーデRPG』。……着せ替えコーデRPG

 

まず着せ替えの3Dゲームなのでモデリングはぶっちぎりで綺麗。しかもカスタマイズ性がハンパない。

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既に衣装セットでも20種くらいはありそうな衣装をパーツ単位で、ニキという明確なヒロインを通してコーデできるし、ニキをほぼ意識しなくてもキャラメイクじみた範疇で自由にコーデできる。

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もうちょっとで幽谷霧子作れそう

 

 

で、RPGなので戦う。なんかいいコーデをすればコーデポイントがついてそれで勝負しているというもの(ミラクルニキも同ジャンル名だがどこまでシャイニキと同じかは不知)。何で戦ってんの? というところは後述するとして、このコーデバトルの内容自体も中々にキている。

まずバトル画面はと言うと、ファッションショーばりに3Dのニキが延々映される。誰と戦ってても、何と戦っているのか分からなくても。

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FF2で言ったらザコ戦でもラミアクィーン戦でも皇帝との決戦でもずっとフリオニールだけ映してるようなもんである。
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これには皇帝も苦笑い。ニキのモデリングとバリエーションへの自信がないと成り立たねえよ。

操作はまあタイミングよくベストなボタン押して高得点を狙うだけだ。

なのでひたすら高得点を目指していくつくりなのだが、それに向けた育成がやたら多岐に渡る。レベルや親愛度やカード育成は勿論のこと、アナザーシナリオだのメイクテストだの何だの。

やることの多いソシャゲはめんどくなって触らなくなるものだが、メインシナリオ攻略くらいならそんなやらなくてもいいし、ちょっと不安ならその場でお供のモモが必要な育成ページに目安値込みで案内してくれるという親切設計。
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これ地味だけど結構アプリゲーの育成問題の痒いところに対応してくれてるよな。これによって進行についてはモモの助言に沿っていけばいいし、他に何をやればいいかなという時選択肢が単一化されず自分で選べるというもの。

何より着せ替えコーデバトルという「なんかよく分からんが他所と競合する気はまるでないぞ」という独創性が一番おいしい。先のWOFFの影響で今一度「いつものシステムですよw」的なゲームの在り方に踵を返さんとしている私にとってそこは大きい。ここにしかない景色や魅力がある。

 

 

勿論ニキ以外のキャラクターもたくさん登場する。結構バックストーリーが明かされてないなりに練られてる印象を受けるのと、(自分には)珍しくキャラクターの描写に少女漫画的な香りが強くて新鮮なので、今後どんどん活躍の場を広げていってほしい。

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『ニキの家』では家でゴロゴロしてるニキを眺めたり会話イベントがあったりする
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(一応最初の選択肢でプレイヤー=ニキの友達の性別が選べて、メインシナリオは概ね女性のていで進むがニキの家はぼちぼち性別設定が反映されてるっぽい)。

そして『In Time』という作中ツイッターのような要素。やたらはっちゃけてたりSNSのウザいところを再現したりしてくる。
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(ニキちゃんちょくちょく絵投稿してるけどどれも微妙にメンヘラっぽい…いや私の穿った見方か…いや……) ニキ以外のキャラクター陣もここで大いに好き勝手している。

 

 

 

さて、ではシナリオの話へ。


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天然物のノムリッシュかよ。かいつまんで言うとミラクルニキでもニキが過ごしてる異世界・マーベル大陸が滅亡するので(ミラクルニキのストーリーもそんなノリらしい)、その運命を変えるためにニキが遥か過去に飛ばされどうにか奮闘する話。どう奮闘するんだって? コーデバトルだよ。

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……とりあえず遊戯王のソレ」と言っておけばご理解いただけるだろうか。コーデはあらゆるものを動かせるし、コーデで世界の命運が決まる。まあ、極端なシナリオまわしにこそ注目が集まるが基本は冒険もの少女アニメ+遊戯王的ノリと思っていただければ。なるほどホビー作品志向として捉えてみるとそうなるかな。なるか? 世界の破滅も人の残酷さも色濃く、しかしそんなトーンを塗り替える閃光のように駆けていく空気はまさに遊戯王5D's。精神が遊戯王5D'sなのでリアルファイトも結構ある。満足するしかねえ。

 

そして5D'sが決して悪ノリ一極ではなくシナリオのテーマや骨子もしっかりした作品であったように、このシャイニングニキもまたそうだったりする。

 

メインシナリオの第2章を少しだけ



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このゲームの物語は一貫して「美しさとは何か」というテーマで回っている。ある面では人にとって絶対不可欠で、ある面ではショウ的・娯楽的で……確実な “力” であり、しかし認められなければ “無力” でもあるような。その「美しさ」。

そして表のシナリオ一辺倒ではなく(上げたものもほんの触りだが)、緻密に織り上げられたバックストーリーも描かれている。まあ、「過激なネタの弄び」と「ガチの闇のオタクが作ったやつ」の嗅ぎ別けくらいは私にもある程度はつくつもりなので。

シャイニキの物語性はきっと心に射すものになるだろうし、今後どうそのテーマを掘り下げていくのか大いに期待したい。

 

 

 

 


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美がテーマというとき、この作品には間違いなく根幹に「美と相対するのは腐りゆく定め=死である」というようなテーゼがあり、それとの対峙も描かれようとしている。

美は間違いなく力だ。時に殴るような威力で人の心を制圧する。ワンピースのヤブ医者のように「美しいものを見て病が治った」なんて事例が現実にどれだけあるのかは知らないが、確実に人に「生きよう」と思わせる力はあるものだと思う。

「美しいものに降れたい、なりたい」という衝動と、「生きる楽しさ」みたいなのを見つけた時の感情って、ほぼ同一か極近しいものなんじゃないかなあって。まあいいや。

うーん美術というか、「美とはそもそも何か」みたいなのを勉強したくなったな。

 

 

それでは、長くなったけど一曲だけ美しい曲を

 

Plastic Treeで、『みらいいろ』

 


遊戯王5D's みらいいろ 歌詞つき.wmv - YouTube

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奇しくも「崩壊の未来を変えるために過去に来た話」か……

消滅はキラキラと輝く……超新星……光まみれになる……

「思いついてくコーデで  暗闇だって塗りかえながら」

 

 

未だ始まったばかりのアプリゲームにあまり過度の期待を傾けるものではないのかもしれないが、このゲームの一つ一つのスタンスにひとまず強い信頼を置きたい。

魅せてほしいシャイニングニキ……満足させてくれよ

 

2021.3.28 LUNA SEA -RELOAD- days2


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いつぶりになってしまったのかLUNA SEAのライヴ。近くで普通にLUNA SEAのBGMや円盤流してる店たちに、BUCK-TICKと比しても黒すぎる参加者の群れ。まあ私も黒かったけど。2日目の方に行きました。

 


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まず何よりも真矢さん快復おめでとうございますですよね。「LUNA SEAのドラムは真矢じゃないと」なんて当たり前すぎてそぐわないけど、音響のあまり良くなかった会場でもカンカンと突き抜けるように響くパワフルでソリッドでパーフェクトなドラム。正真正銘宇宙一のドラマーですよ。

 

昨年末の延期前、ライヴ中にコロナ禍で奮闘する方々に向けてブルーライトでエールを贈るという報せを見たとき、正直「誠意は分かるけど、なんかそれが逆に他人行儀だな」と思っていた。

それが真矢があのタイミングでコロナにかかって。ご自身の体調は勿論、ギリギリまで準備してた会場も駆けつけてきた方々も全部急ブレーキするしかなくなって、「他人事」じゃなくなった。今があるから言えてることだし、こんなこと言うと綺麗にまとめすぎかもしんないけど、やっぱりLUNA SEAは「吹き荒れる嵐の中」にいるバンドなんだよね。結局嵐の渦中から発信するのがLUNA SEAというか。すべてに実直で全力であるが故。

 

だから、RYUICHIのMC一つ一つを聞いていても、「進化した時代を作っていける」とか言ってて、LUNA SEAはほんとLUNA SEAだなあと思わされたというか。現実からの逃避とも地に足つかない言葉とも違う、しっかり地に足つけたLUNA SEAとしての時代を超える姿勢がもう根っから出来てる。

 

あと、メインモニターなくて「予算やべえのか…」とは多分みんな思ったけど、逆に剥き出しのライヴバンドになってたというか。

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この感じ。

思えば11年前に「金のための復活じゃないということを思い知らせてやる」と言って史上初(というかコロナ以前までで唯一)の東京ドーム無料ライヴをやったのを知っているからこそ、度重なるツアー延期や会場完成までしてのRELOAD2days延期の重さがひしひしと伝わるというか。落とせるだけ金落とさんと…。

 

 

で、こっからRYUICHIのSLAVEみたいな話になるんですけども。

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いやー公演が延期になるにつれ「絶対再開したらRYUフルアクセルで暴れ倒すじゃん…」と構えてはいたけども。初日の報告で「RYU叫びすぎててちょっとヤバかった」と聞いていたので「ええ…2日目大丈夫か…?」と余計な心配をしてしまったけれど、それでも十分に歌ってのけれるのがRYUICHI。「フロントの神が立ってるだけだが?」ってなってたな。声の出し方変えながら最後まで普通に歌ってのけたので、いやマジで逆にどうなってんだよこの人ってなったよね。ともあれRYUICHIはブレーキが壊れてるからこそRYUICHIだから。

MCのトーンも往年より落ち着いて貫禄づいてるんだけど、節々で若い王子様時代の声色がフラッシュバックしてピクッとなったり。いやPHILIAの超シャウトなんかデビュー当時のアップデート版すぎて死んだふりできなくなってしまったが。本調子じゃなくてあのシャウトは鬼や。あなたのボーカルは本当に宇宙の財産です。

 

 

そう言えば途中のMCで「ウチもいろんなところで楽曲使っていただいてるけど、逆に自分たちの曲から作ってもらうってのもやってみたいね。アニメとか、全曲MV?」って話してたな(誰かがRusty NailのアニメMV思い出すので駄目って言ってて吹いた)。

そうか……

上の説明今更するとまあ真矢のコロナ感染・RELOAD延期で吐き出すように唐突に書いたやつだったんだけど。まあでも多分みんな何しか脳内イメージストーリー持ってるよね。

 

 

オーラスの『so tender...』のRYUICHIの歌声、語彙力がなくて不躾だが本当「天使じゃん…」ってなった。可愛いとか儚いとかそういうことじゃなくて、なんか、荒地に射す光みたいな歌声だった。優しさというよりもしなやかな強さで、大地の皹をふわっと埋めていくような、そんなアニメみたいなイメージ。この日一番「これ聴けてよかった…」ってなったな。最後の追加パートも圧巻。本当大好きこの曲。

 

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『Make a vow』も良かったなー、気高さと優しさとブルーライトの綺麗さが色々ミックスされてるようで。

『SHINE』、心なしテンポが早くて爽快な感じがしたけど、本当に早かったのかライヴ体感でそう感じてたのか。多分体感じゃないかな。色々言われがちだけど地はへヴィで弾みのある曲なんですよ、SHINEは。

『Hold You Down』は1曲目じゃない、前半部のラスト手前という位置でも映えるんだなあとか。

 

最後定番のWISHと閉幕SEのMOTHERピアノバージョンはね……この日ほど冴え渡る日があったろうか……いやWISHが冴え渡らなかったLUNA SEAのライヴなんてないやろ、ないわ。銀テープもシンガロンもなくてもWISHの感慨はひとしお、そしてMOTHERが本当に祈りのニュアンスで……。SUGI様も言ってたように、RYUICHIの癌との闘病や真矢のコロナ感染もあって、その上に今のLUNA SEAが燦然と立っているんだよね。

 

ピアノMOTHERをバックに、最後の最後で泣き崩れた真矢、真矢と一緒にハケるJ、珍しくハケる前にステージ中を走り回ってたRYUICHI、まとめるように最後のMCを唱えたINORAN、そして、やっぱり最後の一人になるまで礼を下ろしていたSUGIZO

 

 

 

最後の最後に言わんでも分かること書いちゃうけど、

やっぱりLUNA SEAって、この5人とそこに集う人達の生きざまなんだよな。


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一夜明けて今日はCAPACITY∞のドキュメンタリーフィルム見直したりしてました。本当に、最幸の一夜でした。

 

WOFFで思い出すFINAL FANTASYの、ゲームの面白さ

 

シャニが色々動きだしてるのは一回一回反応してたらキリがないので一先ず置いとくとして

 

 

今更ながらやってる『WORLD OF FINAL FANTASY -MAXIMA-』が面白い。


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いや、「ああ、FFってこんな面白かったんだよなあ!」と引き戻されたというか。

 

小学生の頃にFFシリーズに出会って以来、数えたら30作以上やっていた。そんな数出す方も買う方もどうなんだって感じだ。とはいえナンバリングは12までしかやっておらず、まあ懐古というか古もの端もの好きというかそういう奴です。世代なのが大体9~12辺り。ソシャゲ、ゲーセン以外のFFに触るのは作品順的にはDDFF以来か? うわあ。

 

 

で、WORLD OF FINAL FANTASYが面白い。どんな作品かと言うと、一言で言えば「FF式のモンスターゲー」。いやそう言っちゃうと今更になっちゃうんだが。まあモンスターキャラ愛玩的な需要は一旦チョコボシリーズでやりきってたからかな。

ポケモンとかDQモンスターズみたいな感じ? じゃあもうお腹いっぱいだよ」と思うことなかれ。そこが本当にFF式なのだ。

 


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物語は良くも悪くもいつものFF……にライトなノリという名の糞寒いギャグを散りばめたもの(このゲーム最大の欠点として名高い)なのだが、それを補って余りあるごちゃごちゃを排しつつも豊かな世界観とバトルシステムが魅力。

 


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「ノセノセ」というシステムで仲間にしたモンスター達と一緒に、というか「一つの合体キャラ」になって戦う。なのでザコ戦くらいなら弱くてもすぐ前線に出せるし、バトルにおいてもダンジョン踏破においても「どのモンスターの力を借りるか」を考えながら進めるつくり。

私はかつてポケモンで「攻略情報なんかアテにしてもしゃあない! 全部のポケモンを均一高レベルまで育ててどれが強いか自分で判断するぞ!」ってやってあまりのめんどくささにその後ポケモン触りたくなくなったという自爆みたいな悲しい過去があるのだが、このシステムだとそういうことは起きない。言わば装備みたいなものだ(FF8のジャンクションシステムの方が近いか)。

と言っても、モンスターにも当然レベルやスキルや有利不利などが設定されている。

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主人公二人の大きさは編成に合わせて任意に変更できるのも絵面含めて面白い。

更に敵もノセノセしてくるし、ノセノセ状態を分割させる「ノセノセくずし」を敵味方ともども使うので(大概こっちが崩された時の方が致命的)、分かりやすいシステムにまとまりながら想像以上に戦略性と臨機応変さが求められる(私はアクティブ最速モード絶対派なので結構忙しい)。その上に一定の組み合わせで登場する「合体技」なるものまで乗っかってくる。

 

また、世界観もシンプルにしてユニーク。始まりの街は現代西洋街風だが、そこから訪れる世界は汽車に乗り氷山を抜けて懐かしのコーネリア、サロニア、ミッドガル……「ご存じ旧作品のあの街」という面も手伝って中々にカオスというか、統一してるようでされていない。浜渦氏によるBGMも雰囲気にマッチしながらも良い意味でどこか浮いている。


ワールド オブ ファイナルファンタジー(WORLD OF FINAL FANTASY) OST - ナインウッズヒル・ワールド - YouTube


ワールド オブ ファイナルファンタジー(WORLD OF FINAL FANTASY) OST - プリメロディ・悠久の風 - YouTube

サントラ買うしかねえ。

 

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ああ、私はいつの間にかソシャゲタイトルが出てはやり捨て出てはやり捨て。ソフト作品も近年の有名タイトルを今年に入ってから数作触ったが、出来の良さは伝わるがあまりハマらなかった。

 

それらは言ってしまうと「ストレートによく出来てる」のだ。統一された世界観と雰囲気。オリジナルと言えばオリジナルだけどメニュー開けて一目でやることが分かってしまう見慣れたようなシステムデザイン。ソシャゲにもなれば何が面白いのか「大体いつものシステムだよ!」とかゲーム内で言っちゃうものもある始末。加えて言えばアニメ的で大体流れは見えてくるストーリー展開。

 

ノセノセシステムだ! と言われた時何じゃそりゃと笑いながらも注目したし、その上でスキルや合体技があると聞いてどれどれと触りはじめ、あまりに強力だからそうくらわないだろうとふんでいたノセノセくずしが結構な頻度で飛んでくるので戦い方を考える。

ああそうだ、俺はそんなことを繰り返しながらずっとFFを触ってたんだ。FINAL FANTASYの面白さって、こういうとこじゃん。初耳だよというようなバトルシステムに触れて、つまりどう立ち回るのがいいのかと作品ごとに考える。そうだったなあ。

子どもの頃、親の友人の家に連れて行かれたらFF2や5の攻略本が置いてあって、熟練度システムやジョブシステムを本で見るだけでわくわくして「今すぐこのゲームやりたい!」ってなった、もう今は思い出せる自信もないあの感覚。

余談だがそもそも私が本格的にFFにのめり込むきっかけになったのも、小学校の頃家の押し入れ漁ってたらFF6の攻略本が出てきてこの表紙絵に一発で持っていかれたからだ。

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WOFFに話を戻すと、統一されてるようでいちいちどっかでずれている世界観と音楽もまたかつての楽しさを思い起こさせる。

指輪物語的ファンタジーだと思ってたらいきなり宇宙にまで手を伸ばした古代文明の浮遊城跡に行き、近代中世風の対帝国戦史だと思ってたらいつの間にか崩壊世界の瓦礫のてっぺんで神を気どってる道化魔術師との死闘になり、都市の爆破テロで始まりと思ったら古代種だの古の禁断魔法だの宇宙侵略生物だの機密生体実験だの超究自分探しだのが降ってくる。それがFFだ。ナウシカ的世界観だと思ってたらいきなり回転数上げたプログレロックみたいなやつが流れ出すFF5ビッグブリッヂの死闘』など最たるものだろう。

容量も少ない時代から「とにかく新しいもの、面白いものは全部詰めこめ」でやってきた精神、それこそがFFだろう。

 

そういう面白さが「コンパクトに分かりやすく纏まってる」のもポイント。システムも世界観のデザインも、結構なアイデア詰めを感じるがそこで「ごちゃごちゃしてんなあ」とは思わせない手腕がある(プレイヤーがどれだけ歴代FFのセンスに付き合ってるかでも幅が出るんだろうが)。「洗練」と「スカスカ」もまた紙一重だが、こちらは間違いなく「洗練」された作品性ではなかろうか。


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あとWOFFは全面的にシナリオ倍速モードとスキップモードを導入してて、一方で最近やった他社のRPG群にはなかったので、「その辺今はスクエニの方がしっかりしてんじゃないかなあ」とも思ったな。ムービー主義が叩かれてきたのは一番理解しているだろうし。

近年のゲームのシナリオまわしにおいて必要なのは、ムービーを縮めるのでも話を意地でも盛り上げようとするのでもなく、「どうでもよくなったら流し見で済ませれるようにする」ことなんじゃないかと思ったな。昔のRPGが懐古評価されるのもそこだよな。たるくなったら一語一句付き合わずにボタン押しっぱでスルーできたからだよ。

 


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私はFFが大好きだ、とさっくり言えるほど円満な付き合いでもない。「何やってんだよ…」と思うことも多々あるし、FFの新作が出るぞ!と言われても横目で見ながら、でも叩かれてるとやっぱりちょっとむかつく。そんな感じ。はるかなる故郷なのだ。


Final Fantasy 5 Dear Friends Track 6 My Home Sweet Home - YouTube

地元の悪口って同郷同士ならずっと笑いながら話せるけど他所の連中に言われたら釘バット装備しちゃうもんな。そしてやはり、私はスクウェアのゲームで釜の飯食って教わって巣だったのだろう。それははるかなる故郷。いつか帰るところにたまたま帰ったのだな。

あー、考察やら脳内補完やら二次創作やらに初めて触れたのもFF板だったか。いや初めて見た二次創作は家の押し入れで見つけたドラクエ4コマ劇場かな……。

 


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ちょっ  画像探してたら見つけてしまった。アレンジ曲はゲーム中で聴くまで聴かないぞ。

 

 

タイトルも長くなりスタッフチームのトップも代わる代わる、「FFってつまり何?」というテーマは延々と語られ続けている。私は、「面白いもの、自分がいいと思うものをとにかく詰め込め。形は後世が勝手に形式化する。」と言わんばかりのスタイル、その実現だと思う。ずっとそうであってほしい、FFには。SaGa共々。

そしてそのスタイルはその時代──80年代末から90年代中頃の文化にはとかく顕著だったように思うし(V系シーンとかな)、私は今もこの時代にそのスタイルを求めているのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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FFの音楽の話とかやりだしたら本一冊分でも足りんで。

 

霧子のイメージ? うーん1~6辺りか……『Roaming Sheep』かな


Roaming Sheep “彷徨えし者たちよ” from FINAL FANTASY III 『Legend of the Eternal Wind ( 悠久の風伝説 ) 』 - YouTube

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いきなりこれか…… FF6のCMにも使われてたという。雪原で魔導アーマーに乗ってる霧子ください。

ちなみにWOFFをやり出した理由は「霧子がケバいモンスター育てながら一緒に異世界を探索してまわるゲームやりてえな」というクリスタルの導きからでした。

 

あとPS版FF1から我らが『カオスの神殿』。実質初代ラスボスのテーマ。もうこの曲が私の性癖を仕上げたと言っても過言ではないほどの影響がある。


FFI - Chaos Temple - YouTube

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うーんあまり好きな言い回しではなかったんだけど、しかしこれほど「性癖」という言い回ししかしっくりこない曲もない。天野喜孝の世界って感じ。ファミコンの原曲も時忘れのアレンジも最高なのでそれぞれ聴いてほしい。

『雪・月・風・花』は「アイリッシュではなくスコティッシュなのがこだわり」らしいけどアイルやケルトだと意味合いが違っちゃうのかな(Celtic Moon、Dear Friendsを抱えながら)。

 


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ヒオリクエストのネタたまに考えるけどまとまらないのはそもそもカードを持ってないせい。復刻するかおひおの不思議のダンジョン作るかしてくれ。

灯織はーFF外伝のフィールド2曲とか。その場合ヒロインが真乃かな。灯織、滝から落ちたり飛行船から落ちたりしながらもひたすらに何処かで狙われている真乃を守るために走り続けてくれ。


果てしなき戦場 - 聖剣伝説 【作業用BGM】 伊藤賢治 itokenji Adventures of Mana - YouTube


Seiken Densetsu Sound Collections [#22] - In Search of the Sacred Sword ~ 聖剣を求めて - YouTube

 

灯織のバトル曲は、やっぱりこれじゃない?


Classic VGM 259: Final Fantasy IV - Boss Battle Theme - YouTube

王道の極み、というか「これが王道になった」んだろうなあ

 


Final Fantasy 5 Dear Friends Track 2 Lenna's Theme - YouTube
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主張しない名曲。雰囲気でこれ!って挙げたけどレナとの共通点と言われれば……「基本は清楚、王道ヒロイン」「ナチュラルにアクティブ」「説明もなくアレな衣装の率が高い」、結構共通点あった。いや鳥(フェニックス)と家族同然に心を通わせられるというファンタジーらしい共通項がだな

 

 

チョコボ先輩……


Adventures of Mana - Theme of Chocobo (OST) - YouTube

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咲耶って新旧いつ頃のFFにも登場してそうだよな、とか思う。とりあえず『ローズ・オブ・メイ』と『神の誕生』にするか


Final Fantasy IX Soundtrack : "Rose of May" - YouTube

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【FF7 BGM】神の誕生 (リバース・セフィロス 戦闘曲) | FFVII OST - Birth of a God (Reverse Sephiroth battle theme) - YouTube

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(考えたら咲耶がFFっぽいの、「櫻井敦司ルーツが濃いから」では?)

咲耶の召還獣はマディンにしよう、お父様の魂だ…。

 

 

 

 

そのグルガン族の男は静かに語った。小糸にはFF9のフィールド曲とFF3の通常戦闘を流せ。


Over the Hill - "FINAL FANTASY IX" Original Soundtrack - YouTube


Final Fantasy III DS OST - Battle 1 ~ Extended - YouTube

小糸、多くの命の生きる理由を背負ってペプシマンに立ち向かってくれ。

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ノムリッシュ作品からはFF7の『山の向こうに』にするか。円香の凝り固まり歪んだ記憶と向き合って本当の円香を取り戻させるのかな?


Final Fantasy VII - On the Other Side of the Mountain [HQ] - YouTube

 

 

 

李衣菜は…FFというより秘宝伝説でロマンシングだからな… 智絵里にFF9とRing of Fateやらせて泣いてもらう。ゴールドソーサーで全部のミニゲーム極めてる智絵里はあまり見たくない。やっぱりちょっと見たい。

 

あ、FFで一番好きなバトル曲は『The Extreme』です。我ながらいかにもだなって選曲だけど。少なくとも10までで言えば間違いなくこれが植松プログレの最高傑作だと思う。


Final Fantasy VIII - The Extreme [HQ] - YouTube

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天野絵風三船美優と風野灯織見てえなあ。

じゃあ、智絵里も李衣菜も、シャニマスも、この曲に集約されようか。

『大いなる翼を広げ』(チョコボレーシングアレンジ)


【耐久BGM】ミシディア空中庭園 チョコボレーシング - YouTube

一番好きだわ、ミシディア空中庭園


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FF6 CM 声入りメインテーマ フルバージョン 【歌】 - YouTube

シャニマスのソロ曲話のヒトマトメ

 

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久々に手を取ったFFが思いの外結構面白いのでちょっとそっちにモードが偏りつつあるんですけども

ちゃんと散らかした話を回収しないと。

 


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めぐるの『HAREBARE!!』、実装の時はまるでノーマークだったんですけどめちゃくちゃ良かったですよ。やっぱアルバムで出すって大事だな。

Sol全体アレンジが豊富で良かったってのと、あとやはり歌詞がね。こういう黄色っぽい曲調にエモいというよりも滲みのある(そういう感傷を元作品通して感じさせる)歌詞が乗るっていうのが、まさにシャニマスを体現してる感じ。「キミがキミであること それだけでいつだって 私を助けてる」「愛じゃなきゃなんだってんだ」  ソロシリーズで最も「シャニマスだからこそ生み出せた名曲」かなとか思います。これがシャニじゃなきゃなんだってんだ。

 

Solは全体的にStella、Lunaよりもアレンジなり音が豊富な印象で、「これくらい豊富だと曲がわちゃわちゃしてて落ち着きない」って公式が思ったのかどうかは知らないけど、いやこれくらいが標準でいいっすよって感じだったな。

 

 

 

さて、私は何もケチをつけたくてソロ曲予想なんぞをやったわけでもなく。さらのイメージを公式の形が出る前に書いときたかったからだし、その差異を面白がったからなんですね。

 

 

ボウイの言葉を借りるわけではない、ていうかお前が噛み締めろってくらいの提言なんだけども。目は口ほどに物を言うが、音も歌詞ほどに存在を伝う。「音には全部ある」ってあながち詩でもないなあ霧子。まあ何度も上げているLast Kissとの出会いからして歌詞一点と格闘したりするノリでもなかったんじゃないかな、知らんけど。

 

 

で、私からイメージしていた音と公式から降ってきた音を照らしてみると……まあ3割…2割くらいは合ってたか……合ってたか?

Stella~灯織 https://franca-lediefaht.hatenablog.com/entry/2020/12/22/075449

Luna https://franca-lediefaht.hatenablog.com/entry/2021/01/14/235956

Sol https://franca-lediefaht.hatenablog.com/entry/2021/02/06/010409

 

 


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イルミネは灯織だけ完全に予想外の曲だったかなあ。まさか本当に初球バラードになるとは思わなかったってのと、中島美嘉絢香の系譜なのかっていうのと。

 

『アポイント・シグナル』、だんだんバックサウンドマリオシリーズスマブラのBGMみたいに聴こえてきたな。そう思って聴くとなんかFE@THERSシリーズだけ異様に音づかいがスマブラっぽいというか。どぅいどぅいのイントロとかぶつ森ステージ辺りで流れだしそうやん。恋鐘の主人公性は配管工だった…?

あと咲耶ソロがほんとにヅカっぽい曲来るとは思わなかった。でもそれでかつプログレっぽいロック調でコーティングされていたのでとても満足。ほぼ関係ないけど4周目アンティーカのコスプレ集合写真が流れてきたとき、素で「マリスミゼルかよ」と思いました。

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放クラは樹里ちゃんの『過純性ブリーチ』が一番好きかなあ。単純に曲のノリが親しみ深くて。樹里にしろ凛世にしろ歌声の熱が前面に出まくってるの、放クラって感じ。

アルストロメリアは3人とも予想外だったな…。『また明日』は雪月風花ともどもどんどんリミックスアレンジされるべき。

夢見鳥の心象的アンビエントアレンジはよ。

 

で、外さないストレイ。

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星をめざして』はねえ…まず田中さんの歌声が優勝ってのはあった上で、二番の変拍子が何度聴いても楽曲的あざとさを感じてそこがどうしても苦手…。「狙った」感が強いというか、誰ソ彼とかはそんな気にならないんだけどね。まあでも今ソロ曲達から好きな曲5曲上げろと言われたらやっぱりこの曲は入れると思う。他の部分のアレンジは大体好きだし、田中さんの歌声が優勝なので。歌詞がそんなあさひっぽくないと言われるが、「シャニPのあさひへの願い(押しつけ)が込められてる」って解釈すき。

次は『PHYSICAL NEUROSE』歌おうな。俺からの押しつけだ。

 


そう言えば『雪・月・風・花』が出た時にラルクNEO UNIVERSEの名前をちらっと出したけど、『琴・禽・風・華』を経て改めて文脈的に正解を突いていたなと思ったり。悲劇だったり絶望だったりもするREALを背景に秘めた、新世界への願いの歌。流石私というか、単にお前のチョイスなだけだろというか。前十字靭帯さんとデュエットカバーしてもらうしかないな。


L'Arc en Ciel Neo Universe (Live) - YouTube

 

 

「霧子と白系」という課題が熱くなるな(白系っていうかTierra系とROENTGEN系に集約される気が…)。

そう言えばファミ通アンケの好きな衣装は実績の【包・帯・組・曲】で送りました。コミュアンケは霧子G.R.A.D.送りつけました。

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【琴・禽・空・華】土の下からの雪・月・風・花

 

 

土に眠るのが幼虫なら

土の上をゆく私達は 孵った姿だろうか

土に眠るのが亡骸なら

土の上をゆく私達は 還った命だろうか

 

 


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【琴・禽・空・華】幽谷霧子

 

 

 

 

 

冬に咲く花を見かける度、風の冷たさを確かめながら「なんでこんな時期に咲いちゃったんだろうな」と思う。でもそんな考え方は、環境の優劣とか、「正しく育まれる命」「正しくは育まれない命」みたいな考え方のようで嫌らしいなと自分の中で思い伏せたりもする。


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どうしても飛んでいかなくちゃいけないなら、体を崩さぬよう、気持ちが凍えぬよう、暖かい空の方がいい。

いや、どんな冷たい風でも、誰かが傍にいればまた違うかな。


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子どもの頃、夕方に外一面が紫色に染まった日があって。湿ったようなアスファルトも、家や庭や窓も、首を上げれば広がっている空も、全部紫色に薄く染まっていた。私は外へ飛び出した。小学生の自分には分不相応な感覚だと思いながらも、はっきりその光景を「美しい」と思って、いつもの真っ黒な夜になるまで歩き回ったのだ。あの日の空は私以外の誰かにも紫色に見えていたのだろうか。

あと、真っ白になってる空も好き。曇り雲が空に溶けきってるような。誤魔化しの白だ。純潔さとか真面目さとはかけ離れた、そのうち雨の降りそうな天気模様を誤魔化したような白が覆う。誤魔化しに染める。

 

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霧子は何にも染まらず霧子の世界を織ってくれたらいい。他の誰かが「こうあるべき」と謳う色に染まろうとはせずに。でも、それはきっと透明だから、その色をひっそりと保つのはとても大変で、そして映す時には何か明かりの色で照らさなきゃいけないんだろう。

 

 

 


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【琴・禽・空・華】の映像は『雪月風花』を意識しているが、それら「全部が鳴る音」をこういう角度から描いたところにこのカードコミュの業の深さがある。名も体も「影の【雪・月・風・花】コミュ」 或いはその前日譚というかな。霧子の世界で生きている「全部」の呼吸、そのひとときの苦しみ。

 

思えば霧子がアイドルを志したきっかけは、「内向きな自分を変えたいから」と「人を元気にするアイドルという仕事に憧れを感じたから」。霧子G.R.A.D.がその後者を見つめ直すコミュだったとしたなら、こちらは前者、内向きでとても自分を表現できなかった霧子と再度対峙するコミュなのかもしれない。

医学進路とアイドル業の両立というあまりに険しい壁を前に、今の自分が歩もうとしている道筋は正しいのかという不安に、霧子はもう一度自分が発する音を見失う。


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それは、いつも霧子がそうしていたように、物語を編むように

割れたカップも溶けゆく雪も生きていたように

 

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これもまた子どもの頃、公園で足が折れて飛べなくなっている鳥を見つけて、どうしたらいいのかと3時間くらい匿っていたことがある。友達も何人かいて、でもどうしたらいいのか誰も分からなくて、とりあえず小鳥を手の中に入れて公園の隅にしゃがんでた。結局、どうにもならないから公園の隅に置いて離れちゃったんだと思う。「どうすればいいか分からなかった」と言うのは聞こえのいい言い方で、実際には「結局何もしなかった」んだと今なら思う。

 

土に眠るのは、続きのない思い出だろうか、これから芽を吹かす草花だろうか。役目を終え廃棄される物は、誰かの思い出だろうか、未来への原力だろうか。

魂にとって水となることは死であり、水からは魂が生ずるなら、花が咲くことは鳥が尽きるほどに苦しいことなのだろうか。寒空に咲くとはそういうことだろう。そして花が日の温もりに照らされるように、眠る鳥にもその重さだけ幸せがあるのだろう。


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他の方の感想を少し目にしました。「G.R.A.D.から今回にかけて、やりたいことがたくさんあるようで霧子はとても幸せそうだ。」という感想。鳥が尽きるほどに花が咲く。

 

 

 


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『雪・月・風・花』。とことん寒さを増していく空の下で、しかし春の前触れを見ている霧子その人の歌。それはまだ霧の中。

 

 


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私から鳴らせていた音々

 

Symphonic Luna Sea 2

Symphonic Luna Sea 2

 

Symphonic Luna Sea 2

 

 

LUNA SEA Piano Solo Instruments 1

LUNA SEA Piano Solo Instruments 1

  • アーティスト:SHIORI AOYAMA
  • 発売日: 2001/12/19
  • メディア: CD
 

LUNA SEA PIANO SOLO INSTRUMENTS

1 『BELIEVE』『WISH』『MOTHER』   2  『IN SILENCE (ANOTHER VERSION)』

 

 

HYDE  Album『ROENTGEN』

 


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BUCK-TICK  『BOLERO』『Solaris

from Album『RAZZLE DAZZLE』

 

君の命は風  愛しい鼓動はボレロ

夢は蕾  いつかひらく  きれいな花

 

 

 

はからずも一番最初に書いた霧子のページとほぼ同じチョイスになってんな。いやあの頃はCOSMOSだったか。

 

 

 

『雪・月・風・花』  幽谷霧子

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霧の向こうには 澄んだ空 待っている

 

 

2021.3.11のANGELIC CONVERSATION


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あれから10年

 

思うことも色々あるけども

 

 

「当時は放射能バッシングで」とか言ってるけど直後はマジで被災直下外まで高濃度セシウム出てたじゃん、とか

その事実と、それに基づかない風評被害とで、文字通り生きる術をなくしかけた当時とか

人間のいろんな嫌な姿とか

直接震災被害で亡くなられた知人はいないけど、この10年で何度も葬儀に行ったな、とか

どれもこれも思い出というには現在進行的で、人の心の話で、懲りてない救えない上手くいかないこの星。

 

 

その日、自分はたまたま九州に帰ってて。

「関東に戻らない方がいいんじゃない…?」ってみんな言ってたんだよな。

あの時点でのその言葉が間違ってたとは全く思わない。俺が逆の立場でも真剣に同じことを言っただろうし、実際悩んだし。

 

私のこの10年は、これからは、「でも戻るよ」と答えたことが全ての前提になっているんだろう。いや何も偉かないが。戻って、どれだけのことが出来たんだって話だし。なんでもかんでも「あの震災から…」と繋げるつもりはないけど、それでも色々思い返してるとあれもこれもって、やっぱり。

 

 

 

あー、その後しばらくはポップミュージックは応援歌ブームだったそうな(もうその頃にはすっかりチャートを見なくなっていたな)。で、震災からしばらくして私の最ご贔屓バンドは

 

解り合ったり分かち合ったりしてるけど 

やさしかったりするけど

君がほんとに欲しいのは  ソレじゃないんだ

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そんな歌よりちょっと飛べる音で殴ってよ

夢や幻じゃない  誰も見たことのない

何にもないこんな世界だ  名を叫べ  名を叫べ

 

さようならの果て  抱き合って

目を閉じたなら  おやすみ

 

 

 

あの頃、ANGELIC CONVERSATIONをよく聴いてた。いや今もしょっちゅう聴いてるけど。

 


Buck Tick ANGELIC CONVERSATION PV - YouTube

 

夢を喰いちぎるバクを狩り大蛇に乗る

Under the sun, oh alone


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原曲は89年と私が生まれるよりも昔だけど、なんか、今井さんの「頑張ろう。俺たちは強い。」という言葉がこの曲にリンクしてた感覚。

 

瓦礫の上で燦然と羽を広げるような、そんなイメージかな。

 

 

転がるように飛んでいる天使

本当に自由な天使

 

 

振り返ればこの10年は “音楽の価値” みたいなものを試されてばっかりだ。危機の時に真っ先に切り落とされるのは何とやら。

 

 

そんな歌よりちょっと飛べる音で殴ってよ。

 

飛ぶぞ。