近~King kyo~況

 

さ~て、今月のアイマスは~?


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そんなことある? ほぼ一年分ここに集中しちゃってるだろ

 

あと今日まで本3冊同時進行で読みながら何故かFF10もやってるので忙しい。新手の過食症聖徳太子かといったところだ。

 

 

FF10をやりはじめたのは今更ながら「Switch版はBGMをオリジナル版とアレンジ版を選択できる」って知ったからですね。聴き比べるとアレンジ版は良くも悪くも更に環境音楽的になってて、「もうこれ以上変わりようないと思ってたPS2時代からこう変わるのか」などと考えて面白い。

ちなみにFF10で一番好きなシーンは「キマリも(笑顔の)練習している」のシーンです。あそこなくして作中でのキマリの心情考察はできないからな。

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放クラで樹里ちゃんと凛世で劇中劇としてFF10やったらいろんな意味で面白いかなあとか考えたり。名曲『いつか終わる放課後』やめろ。


078 A Fleeting Dream Someday the Dream will End 【いつか終わる夢】 Final Fantasy X HD Remaster OST - YouTube

 

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樹里ちゃんがこれ全然操縦できなくて詰むシーンはガチ泣きした。

 

10-2が途中までしかやってないからなー。そっちもちゃんとやり終えたいが。しかし去年一昨年くらいに12リマスターやったの除けばナンバリングやったのどれもめっちゃ前になるのか……。

 

 

 


파란노을(Parannoul) - 아름다운 세상(Beautiful World) - YouTube

話題になっていた韓国のシューゲイザー・ミュージシャン、Parannoul。

しょっぱなのリリィ・シュシュサンプリングは噂に聞いてた上でも驚いたけど、納得というか馴染むなあというか。リリィ・シュシュの波及力すげえなというか。あの作品の世界観こそシューゲイザーで象られるべきみたいなとこあるもんな。

 

あとこちらは何処から流れてきたんだったか、The Floristも買ったり。


Wide Eyes - YouTube

素敵。

 

ガーランド「マジで誰だよ」


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FFオリジン、絵面とこれでFF1世界モデルっぽいというのがショッキングで丸一日頭持ってかれてしまった。

どうなんでしょうね。個人的にはFF7リメイクより「ちょっとやってみたいわ」ってなったけどね。PS5って今「買い」なんか?

 

まあでもFFオリジンにあれこれ言ってる人たちの大半は「PS版FF2特別ムービーのマジで誰だか分かんないフリオニール一行」の記憶がG.F.の影響で消えてるからね。

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オリジンまだどんな設定なのかよく分かんないですけど、

あの世界はカオスの輪廻でタイムループを繰り返しているけど、世界の外側から来る光の戦士たちは “ループの理” に捕らわれることなくがっつり変化していってる(ハリウッドなおっさんたちになった)

と思うとなんか熱いし面白くないすか。ループものファンタジーの観点からも、FF1原作からなぞらえても、メタ的にも、あとウケるし。

 

 

久しぶりに読んでみたら後半めっちゃいいこと書いてて自分で感動した。ギルガメッシュのイメトレ実践シーンくらい感動したわ。このページは基本的には↑のページを上げたかっただけです。

 

あ、カオスの神殿は神曲だけどロックアレンジなら間に合ってます(ディシディアでないなってなったので)。

 

 


Main Theme - FINAL FANTASY V Piano Solo - YouTube

これは今日延々頭の中で流れてた『ファイナルファンタジーV メインテーマ』ピアノアレンジ版。5メインテーマほんと好き。

 

霧子と咲耶のLP初日:と、何故か音楽レビューの話


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ちょっと(ちょっと?)ネタバレあるよ

 

一先ず霧子と咲耶回りました。どちらも書くこと本当にいっぱいあるけどね

 

 

ともかく、霧子LP。

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これG.R.A.D.と同等かそれ以上に向き合わなきゃいけないやつだから「よっしゃカカっと読んだし感想書いたろ」とか出来るもんじゃないです。ちゃんとまとめるのは絶対大分経ってからになるので、初日に殴り書いたものだけここに

 

 

 

マジでめっちゃいっぱい感想あるんだけど、とりあえずすぐ書いときたいことは


一つの単話として成立してるんだけどG.R.A.D.の「アイドルとして人を感動させれるか、何を与えれるか」という大命題から地続きで、かつより具体的に掘り下げたものになっているなあと。更にW.I.N.G.編まで遡れば「自己表現は誰のために、そして何処に還るのだろう」という一繋ぎになるのかな。


プランナーさんが言った「霧ちゃんはまだ自分と自分以外の境界を認識することができない」っていうのは上手く『霧子が自分以外の物に自我を思い描く様子』と対になっているなあ、ということ。
双方を引っくるめて「幽谷霧子って何だろう」を総ざらいするような話。もう何回か読まないとちゃんと言葉に出来なさそうだけど

 


余談:最近「世に見かける音楽レビューに(自分も含め)足りていないもの」というようなことをねちねち書こうとして自分でしょうもなくなって止めたんだけど、

「霧ちゃん(対象)の心がある前に、霧ちゃんに向かう(発信者の)心がきっと要る」

のところであーもう俺が言いたいこと全部その一言だよってなった。LPで言いたかったことと合ってるかどうかは知らんが、分かるなあって

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↑ えっとこれは誰彼への当てつけとかそういうわけでは全くないんです。私が常々レビューというものを楽しみに読みながらも疑問に感じていることなので。

レビューとか批評ってさ、その作品の良さを発散したくて自分の形に収めたくて大体一生懸命書くのに、読んだらそういう「書き手の想い、一番大事に抱えてるもの」とかけ離れた、ともすれば矛盾しているくらいの外野の人間みたいな評論になっちゃう。と思ってる。自分のは勿論、他の人のを読んでいても。

「その作品がどういうものかと同時に それを受け取った自分はどう触れたのか をもっと本質的に書けないとなあ」みたいなこと。

例えば何故私がBUCK-TICK楽曲レビューみたいなのをマトモに書こうとしないのかと言うと、「どれだけ音楽用語や歴史的位置やらを書き連ねても『自分が何故こんなにBUCK-TICKの曲ばっか好きなのか』という一番の核心に当たる部分は、少なくとも今の自分にはレビュー的な形では絶対に書けない」という自覚があるから(繰り返すけどそれを書いてる人への当てつけなんかでは決してないです。何度も誤解されまくってきたと思うが)。BUCK-TICKのスピリッツと向き合う自分の心みたいなとこをしっかり述べれるようにならないと。

 

 

「霧ちゃんに心はあると思うか?」と真面目に訊かれたら「ない」って返しちゃう霧子は極めて解釈一致。霧子は夢を受容しているのと同じくらいに現実に誠実であろうとしている。

 

「現実に誠実」って良い言い回しだなと思いました(うぬぼれ)。創作なんだから都合良いしファンタジー要素だって大いにあるんだけど、自分は「現実に誠実」な作品を見つめていきたいなっていう。現実をないがしろにしたり逆に弄んだりするようなのはやっぱ違うな、というような。

 

例えばりんごの説明のように膨大に言葉が出てくるシナリオでした。

 

 


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咲耶の方は落ち着いたらまた触れます。めっちゃストレートに良い話だった。

やっぱり自分に一番「そのまんま馴染む」のは咲耶のコミュだなあ。

 

 

草々

 

「私と生きてよ」 Intrude

 


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なんか、色々考えてたこととか、この間書いてたこととか、色々、全部この言葉に集約されたような。

それをちまちま書くことだって多分できるんだけど、しなくていいよね。そういったちまちましたものをすべて投げ飛ばすようなその言葉なんだし。

 

 

 

「結局一番自分が正解だと思うものはここから出てくるんだな」、みたいな。いや自分が一番不思議だけどね。

しかし何で私の担当と呼べうる子たちはみんなこう、「生きる」ことを信頼しきってるというか自分の核心を強く持ってんだ。人は自分にないものを求めるからかな、はっはっはっ。まあ、「だって俺が選んだんだから」に尽きるということで。

 

 

 

 

……………

 

 

比較っぽい書き方になってしまうのは申し訳ないが、例えば夏樹や、涼さんや、輝子ちゃんから、「私と生きてよ」ほどのスマートでシンプルさを超えてはっとさせられる言葉がそこに付されるだろうか。

それこそがだから。彼女がロックに生きている証明は。きっと。

 

 

 

思えば多田李衣菜というアイドルはずっと未来とか可能性を見ている人のためのアイドルだ。出発点も、そこからの歩みも。これからも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はやっぱり「未来は真っ黒だ」ってスタンスなんだろうけどね。それは希望と祝福の限りを込めて。

 

すべての色を混ぜ合わせて現れる、黒。

 

素敵な悪趣味 震える未来。混乱こそ我が墓標。

混沌こそがそう未来さきっと。

 

それらのフレーズが私にとっての最高に愉快な未来への証明なのだ。世界は闇─可能性─で満ちている。

 

 


09. sweet powder - M. E. R. R. Y. - YouTube


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To  “Continuous”

 

拝聴、ヤなことそっとミュート

 

最近アルバムを集めたアイドルグループ “ヤなことそっとミュート”。今更かな。

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いかにもB級っぽいグループ名からゴリゴリスタンダードなオルタナ・バンドサウンドとメンバーの文字通り “熱い” 歌唱が飛び出すかっこいーグループです。

メンバーの変節とかその辺りもまだ箇条書き程度にしか分かっていないのですが、とりあえず鉄は熱いうちに文字に打っておきたい。では、順を追って。

 

 


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1st.Album    『BUBBLE』

もうジャケットが全然アイドルのイメージのそれじゃないんよ。半ばジャケ買いしたと言っても過言ではない。

2017年作。プロジェクトが始まったのが2016年の頭と聞いて、その頃って自分はどんなんだったっけと思い出すとルナフェスショック冷めやらぬ頃だなー、あーそうかーとなり。ルナフェスの名前を出したのは「絶対にV系ギターロックと9mm辺りからの強い影響を受けている」という確信があるからですね。あのフェスはそういう層におもいっきり空気を入れるためみたいなフェスだったから。何なら「ルナフェスで盛り上がってこのプロジェクト立ち上げました」と言われても何ら不思議ではないかと。そもそもあのゼアゼアと同じチームだって話だし。(余談だが本日はLUNA SEA結成記念日でした)


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インディーズ時代のメンバーはレナさんを含めたメンバー体制。このアルバム、検索するとアルバムレビューがいくつも出てきて衝撃作であったことを物語っている。一定のコンセプト性を保ちつつ「とにかくこういうのがやりたいんです!」という演奏班の衝動がそのままパッケージされたように聴こえる良いファースト。

BUBBLE

BUBBLE

 

 

 


morning - YouTube

1.『morning』 いきなりガリガリヘヴィでドライなバンドアンサンブルと透き通るような歌声から始まる。リズムが走りだしたり滞留したりとぐるぐる変わるんだが、その感覚が “言葉にし難い曖昧な倦怠と衝動” なイメージのグループ性に合っているかのよう。「蒼さが牙を剥いてる感じ」。そうだ午前5時のトーン、だから好きなんだ。

 

2.『カナデルハ』 そりゃ盛り上がるやろっていうアップテンポチューン。でも良い意味で楽器隊が落ち着きなく遊びまわってる。カナデールーわーあーあー!!!

 


ヤなことそっとミュート - Lily【MV】 - YouTube

3.『Lily』 代表曲って感じ~の華やかさ。全体のトーンは統一されつつも結構いろんな魅せ方─アクセントが散らばっていて、それをスタンダードなバンドサウンド一本でやるところに口角が上がる。その上で、出来映えというよりも感覚的なところで「スタート地点よりも前の、まだ翼のおぼつかない小鳥だったヤなミューの姿」というような印象が今はあったり。それも踏まえて彼女たちの唯一無二の名曲だなと。

 

8.『燃えるパシフロラ』 分厚いギターロックサウンドにポップさとアンニュイさと少し前へ進む感じを内包したよう。つまり好き。曲にかなったように結構ギラギラした歌詞だったのね。

 


see inside - YouTube

9.『see inside』 あー好きですねー! 這うようなAメロに00年代前半のポップスロックみたいなサビメロ。熱を浮かべつつも全体はクールなトーンなのも趣味。

 

「我がギターロックだ!」と言わんばかりに全編歌声とギターのダブル主演のような 7.『orange』。更にベースとドラムも前線に連れてきたかの 10.『sputnik note』。そしてそれらに負けじと歌う彼女達こそ主役ですよ、と示すような 11.『Done』

ヤなミュー、とにかく「本気のバウンドサウンドやるから君ら埋もれないように本気で声張れよ」という感じがまざまざと伝わってきて、失礼な言い方ですが、サドいですね(笑)。でもだからこそ信頼できる音楽になっている。


orange - YouTube

あと歌パートの入れ替わりが結構目まぐるしい。この独白的な歌世界にして4つの歌声が乱反射しながら形を成していく感じもまた面白い。

 

 

ここらで「何で彼女らの音楽を聴こうと思ったのか?」ということを最初は書こうとしていたのだが、なんかもう「聴いていただければ分かるっしょ」って感じだ。これはライヴも是非行ってみたいなあ。

 

 

 

MIRRORS

MIRRORS

 

2nd.Album  『MIRRORS』

2nd以降はもうちょっとメジャーでストレートな曲調にシフトしていきつつ、相変わらず強靭でソリッドなギター・バンドサウンド & 熱唱。アップテンポ方向を強めつつアイドルらしいキャッチーさも前に出てきたという。あとちょくちょくV系っぽい。多分。

 


ヤなことそっとミュート - HOLY GRAiL【MV】 - YouTube

4. 『HOLY GRAiL』 今回のシングル的? 顔のチューン。全編に渡る独特に美しくザラついたサウンド、硬派なヘヴィさに淡い響きが混じるトーンに一つの「完成された」感触を覚える。

 


ヤなことそっとミュート - Reflection - 2017.12.22 at 赤阪BLITZ - YouTube

6. 『Reflection』 V系か~~~い!! ってなった曲。いやまんまV系というより、「脱Vを始めた頃のV系」「実体はそんなV系じゃないのに何故かV系に入れられちゃった系」にありそうというか。つってこのリズムグルーヴとアルペジオの使い方、口ずさみやすいサビフレーズと後ろのギターは完全にそれ。

というわけでまあ、このアルバムではかなり好きなやつですね……。

 


Palette - YouTube

どっしりとした滞留的なフレーズに美しいファルセットを乗せる 10.『Palletは、単純な美しさよりもファルセットでこのサウンドに挑む力強さ、ギリギリさが、そしてそれも踏まえての美しさが満ち満ちていてとても良い。

 

出だしの「ヤなミューの時間だ!」みたいな暴発バンドサウンドが愉快な 1.『ルーブルの空』、地面からじりじりと這い上がって天を仰いでいくような 9.『AWAKE』も本作のポイント。

 

 

 

ユモレスキ

ユモレスキ

  • 発売日: 2019/10/23
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

3rd.Album  『ユモレスキ』

楽曲方針という面で熟成されすぎてるきらいもなくもないけど、でも個々の収録曲なら多分このアルバムが一番好きだったり。ラルクでいうAWAKEみたいな感想だな。

 

 


Pastureland - YouTube

1.『Pastureland』変拍子の異郷感と爽やかで蒼くも展開豊かな素晴らしい曲。1曲目らしいというより、この一曲からなる4分半が一つのアルバムかのよう。個として完成・完結している感触を覚える。なので「一枚のアルバムだけど気持ちはこの曲と以降の曲群の二枚組だよ、いやアルバムが二枚あるわけじゃなく地続きの二枚組だよ」みたいな聴き方をしている。独特な雰囲気で、かなりのお気に入り。

 

 


uronos - THE GATE @Zepp Divercity - Yanakoto Sotto Mute【Live Movie】 - YouTube

2.『uronos』、今回の「そりゃ盛り上がるやろ」の熱いアップテンポナンバー。サビの熱い歌唱が印象的だけど全体はクールでソリッド。

 

感傷的なギターサウンドが次々飛んでくる 4.『Nostalgia』から、5. 『Stain』は私の好きな00年代前半が詰まってるなあって曲。メロディがめっちゃその頃で、グランジサウンドがある意味渋く、蒼い。


ヤなことそっとミュート - Stain【MV】 - YouTube

思えばこの蒼さってあの時代(00年代前半頃)の特色だったのかなあ。後の時代ほどあからさまだったりともすれば傷で遊んでるレベルでもなく、「単に青い春の憂鬱ですよ」と言いながらいっちばん正直な蒼を溢していたあの感じ。曲の話から逸れたようだけどしっかりこの曲の話です。この “正直な蒼さ” を捉え返せたのがヤなミューとの出会いの最大の収穫で、そしてヤなミューのイメージテーマかなと思っています。

 


Westminster Chime - YouTube

6.『Westminster Chime』 仰々しくなりすぎずもドラマチックな展開を透明感と聖色でコーティングしきっている。V系バンドのそれみたいなザ・シアトリカルではないが、かといってへヴィバンドな暑苦しさとも離れている。静やかな前半からガンガンに歌声が頭にまで響いてくる最終部へと流れゆく4分半の大曲。

 

 


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その後に『NINE』と称されるシングル9枚連続発売を行っているのだが、ドタバタだったのかアルバム化はされていない(曲は配信やシングル盤から入手可)。そのさ中に発足からのメンバー・レナが離れ、凜つかさが加入している。

 

 


Cry Out - YouTube

『Cry Out』 ひたすらギターの音が気持ちいい。淡いアルペジオとヒリつくようなリフの溶け合い。「ああ、これが好きな人のための音楽だよね、ヤなミューって」って感じのギターサウンド

 


ヤなことそっとミュート - レイライン【MV】 - YouTube

レイライン 3人体制期。カラフルでややダンサブルでポップな曲調に乗るのは微妙なヒリヒリさを思わせる歌声に録った時キレてたのかみたいなギターづくり。しかもどんどん音が増えていって悪意すらあるオモチャ箱のよう。コンポーザーのJ. ogさんをして記念碑となるような挑戦的な1曲とのことで実際異色な雰囲気でもあるが、自分はヤなミューの悪い顔がよく出てると思う(誉め言葉)。

 


記憶とハーモニー - YouTube

『記憶とハーモニー』 凜つかささんが加入し、これが最後のインディーズ作品。チップチューンのような電子音からコクのあるジャジーなギターに移り変わり、独特なセイントさを持ったバンド・バラードへ。これは名曲だ。

 

そしてメジャーシーンへ…

 

 

 

Beyond The Blue(初回限定盤)(2CD)

Beyond The Blue(初回限定盤)(2CD)

 

メジャーデビューAlbum  『Beyond The Blue』

これまた素敵ジャケット。

 

いきなりゴリゴリのベースが唸りだす 1.『最果ての海』から始まり。ここまでの蓄積かはたまたメジャーデビューの洗練か、メロディやユニゾンの取り方に「アイドルソングっぽさ」が出ている。しかしそれが付け焼き刃というか「ロック曲をそのままアイドルシーンでやりました」的なものではなく両者が共存して溶け合ってる感じがとても面白い。あとこの1曲目と 5.『結晶世界』とかく9mmっぽい。

 

Sing It Out

Sing It Out

  • ヤなことそっとミュート
  • ロック
  • ¥255

2.『Sing It Out』はまさにバンドサウンドとクールなメロディを維持したままポジティブアイドルソングっぽいユニゾンが乗るという面白い曲で、「洗練」とはこういうよくわかんないものを丁寧にキチッと聴かせるような代物を言うんだろうな(笑)、などと思わされてしまう。

 


ヤなことそっとミュート - Afterglow - YouTube

3.『Afterglow』 いやあ「名曲」としか……。曲自体はかなり前から披露されていたがこのアルバムでようやくの音源化となったそうな。透明感とシアトリカルなオルタナのような入りから、高らかに声を張るサビ~哭き歌うようなギターソロ~慟哭の後半部~もう一度透明感のあるコーラスとへヴィなギターリフで締め。「これがヤなミューだ」と言わんばかりの曲だ。

 

続く “哭き” な 4.『フィラメント』、やはり長らく暖められていた曲というアップテンポチューン 7.『D.O.A』

 

beyond the blue.

beyond the blue.

  • ヤなことそっとミュート
  • ロック
  • ¥255

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9.『beyond the blue.』 表題曲。静かさの心地好い前半とガッとバンドサウンドの入るサビのコントラスト。これも「何も言わなくても名曲」って感じで、一番人に勧めやすそうな曲だとも思う(動画にはアップされてないけど)。海のように途方もなく広がる普遍で不変な “蒼” が、少女たちの「これまで」と「これから」を見渡させるかのよう。

 

遮塔の東

遮塔の東

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  • ¥255

そしてラスト 10. 『遮塔の東』、ここにきて今までとはやや変わった雰囲気を持った曲である。シティポップというかブルージーな雰囲気からヤなミューらしい展開に持っていくのだが、全編にシガーな香りがあるナンバー。剥き出しの感情にモダンなコートを被せてあげたような。ヤなミューの海を覗きつつも、次の世界への針を刻々と鳴らす塔のようにこのアルバムは締め括られる。

 

 

初回盤の過去曲の再録音源が収録されたディスクはまあ……。全体的にインディーズの原曲の方がバックがうっさい。うっさい方が好き。

 

 

 

その後凜つかささんがグループを抜け、この5月から彩華さんが加入された。

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これからも楽しみにしたい。ライヴ配信見るよー。

 

 

一気に回ってしまいましたが、自分への整理も兼ねてイチオシの曲を10曲に絞るとしたら

BUBBLEより                  morning

                                        Lily

MIRRORSより                Pallet

ユモレスキより             Pastureland

                                        uronos

                                        Stain

NINEシリーズより        レイライン

                                        記憶とハーモニー

Beyond The Blueより    Afterglow

                                         beyond the blue.

でしょうか。思ったより詰め詰めだった上でこのバラけようなので、もうとりあえず目に入ればどれを手に取っても大丈夫です。

 

 

 

 

 

そして、こちらも。

「まさに自慢の名曲」と私が(お前がかよ)言い切れる『レジグナチオン』が収録されるのでお聴きいただきたい。まあ前作『PINK』も自慢の名曲群だけど。

 

クレマチスの丘・ヴァンジ彫刻庭園美術館

 

とやらに行きました。よう知らん名前の丘に行くことでV系アピールをしているわけでは特にありません。


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みどりー  何てことのない緑道でも綺麗に整えられれば日差しも相まってRPGの世界のよう


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庭園ももちろんだけど、無音。BGMもアナウンスもなし。気持ちのいい静かさ。

 


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今井先生のブログに出てきそうな……


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なんだろう、住みたいわ。ここに。

 

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ノンBGMを楽しんで歩いてましたけども、HYDEのROENTGENが脳内再生されてましたね(じゃあ聴け)。ミッドサマー……は、最初からもっとあからさまにキマってたからな。

制作中のROENTGEN IIどうなるんでしょう。今のHYDEによるROENTGEN、イメージ出来そうで出来ないような……。ライヴ行きたいのう。

 


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ここほんと美しかった


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ペパーミントのハーブティーとやらを飲みました(お菓子は正直いらなかったんだけど(無理やり飲み込んだ))。ペパーミントティーの方はこの雰囲気も合わさって最高だったけど自販機でテキトーに押したやつからこの味が出てきたらキレるなと思いました。味わいは雰囲気づくりも含めた総合芸術だから……しかしそういうとこも含めてハーブティーは奥が深くて面白そうだ。

 

 

帰りませう
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園の外にいくつかの関連店。置いてある本が(高かったけど)良かったのでまた来た時にお買い求めしたい。ふらっと来ていいとこです。次来た時にはROENTGEN II聴いてるのかな。

 

 

 

 

 

おまけ    海  


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夏はもうすぐですが遊泳禁止で誰もいません。

 

『Selves』

 


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私の歌を聴かせてください。

あの人が歌う、私の大切な歌。

この狭くてうるさい部屋から 消えられるように。

 

たとえば私とこの世界の間に分厚い壁があって

私がどれだけ叫んでも 歌っても 届かないとしても

ねえ  歌だけが手を引いてくれた その場所へ  行けるかな

 

ああ  この  小さな小さな夜空に  いま ナイフを引いた

飛んでいかなきゃ  殻がまた 足首に絡まる前に

 

 

It was in the lyrics of the song.

“with love”

 

 

 


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あなたが舞台を廻っている  身体を鳴らして踊る

歓声は影を追いかけ讃えるもの

この舞台が人形の群れだとしたなら

人になれるのは誰なのか?

人を模す私は  私の影を  靴底で塗り潰した

 

 

 

貴族めいた衣装と 汚いほどの煌めきを

心臓にまで飲み干した裏  背中に張りついた蝎

 

私は夜に煌めく砂の砂漠 

のたうちまわるのは骨張りの蝎

 

虚ろう幻  綻びかけの魔法  覗くのは死に損ないの蝎

虚ろう幻  綻びかけの魔法  覗くのは死に損ないの蝎

 

 

 


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雨が降れば 行き場をなくした空気が溜まるでしょう

温く腐ったような風が 私の頬を撫でるのが  正直、心地好い

雨に閉じ込められなければ

君は たとえば海の向こうまで行けたのかな

 

灰色が終わる日を想う

私と、私の大切な人達に、日が射し込むように

ふらふらと舞う蝶を雨が撃ち落とした

 

踊る踊る 雨の中  歌う歌う 温い風

昇る昇る 天の向こう 雲を裂けるなら

 

 

 

汚れた窓ガラス  世界と俺を引き離す

ひび割れた鏡には 翼無くした俺が映る

冷たい壁を背に  何処へも行けない俺がいる

心は死んでいない  頬を濡らす冷たい雫

真実とは  誰が知るのか?  羽ばたけない 今の俺は

 

どれだけ生きられる  全てを奪われた心で

どれだけ戦えば  一思いに楽にしてくれる?

温もりさえ  知らないまま  

 

FALLOUT

 

 

 

 

事切れたように眠っていたら、銀色の髪の人が目の前に座っていた。 私にホットティーを入れてくれたらしい。

綺麗な人だな。なんていうか、“アイドル”って多分こういう人なんだなっていう。お人形のようで、物語のようで、それらが、呼吸をして、生きている。

しばらくすると、その人は窓にてるてる坊主を吊るしはじめた。まるで小さな女の子みたいだ。けれど、その様子が何だか、お話に出てくる聖者が指を組んで祈っているみたいで。

 

こういう人なら、祈りは届くのだろうか。

こういう人でも、祈りは届かないのだろうか。

 

多分 私はいま、祈りの一部。

この人が織り成す世界、この人が中心に立つ絵の、草や花。

いないも同然だ。でも、石でも鳥でも この人の周りでは 淡い光に照らされるのだろう。

 

私は、この夢をすべて忘れられるように また目を閉じた。

 

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向日葵は、お日さまに手を伸ばした花 なのかな

 

 

 


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それは星の奥底。赤くて 熱くて まっ黒で どろどろしてて 星を中から 喰い破ってしまいそう。喰い破ってしまえばいい。

 

私のままでは昇れないから、首に輪をかけて吊るすんだ。

 

私の夢を模したもの

這い出るマントルの火を

黒く燃ゆ私だったもの

赤い星 宇宙への帆

 

私を葬って  偶像が天へ昇く

私を葬って  偶像が天へ昇く

 

 

 

掠れたフィルムに 歪な姿かたちをした魔法使いの姿

球体に乗って 赤い空を泳ぐ

天を仰ぐように こちらを見下ろして

 

何にでもなれるよ 何だって叶うよ  さあ望みを言ってごらん

さあ私に靴をおくれ

 

球体だけが落ちてく

糸を通され吊るされていたのか? 私は

糸の先を確かめるように 

いつ途切れるのかと 凝視するように

天を仰ぐ 

泣きそうだ

 

自分で足をつくから 私に靴をおくれ

 

 


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哀しみはここで終わるって

もう苦しい思いをしなくていいんだって

物語は綺麗に終止符へ行くんだって

そうだよ

 

もしこのお話が 仕掛けられた悲劇だとしたなら

腕を伸ばして千切れた私は

口を切るほど喰い縛って目を開く真冬の彼方

何も見えなくても 腕を伸ばせと言うの?

 

苦しみの数だけ光は降るって

地図もなく夢は続くんだって

貴方自身を愛することだよって

そうなの?

 

 

 

 

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ああ、ここは誰もいないから

よく一人で歌を聴きに来ていたなあ

今は 雨が止んだ街を見ていた

 

大切なことを追いかけ始めた

思えば、ここでばかり願っていたことを

少しだけ 涼しい風が吹いた気がした

 

外はまだまだ落ち着かないって

多くの人は 一人のアイドルなんか見てないって

私の夢は 誰の夢だったのだろう

もしかして 私の夢だったのかな

 

こんなにも世界が広いのなら

遥か遠くへ行ってしまう風たちは非情だなあ

眺めていただけだった星空へ飛んで行ったら

ここまで戻ってこれるのかな 

静かな空で 街の光を探してる

 

 

 

例えばここに落ちているのがごみ屑だとして

それは誰かを照らした命だったものだろう

いつか君の名前も 君自身も すべて塵に還る時がきても

その時には 誰かが続きを辿っている

 

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耳に流れる音楽が  悲しいほど乞い願っているのなら

きっとそこには それだけの傷と愛があって

その歌を愛したあなたが求めるものは

きっと何処にもなく、あなたの中だけに芽吹いている

生きていることは物語じゃなく

生きていたことは夢ではないのだから

 

 

 

 

 

 

暗い 暗い 何もない世界

光も影もない、ただ 何もないだけの空間

 

取り残された宇宙

飛翔した世界の 遺しもの

 

落下する深海

弾けて消える地点さえ見えない

 

取り残された宇宙が 冷めていく

凍っていく

 

私が凍っていく?

 

海の底で、形を変えてしまうかのよう

 

これで良かったの?

 

これで

 

私は生きているんだって伝えたいよ

 

 

物語の淵で  凍っていく最中で

 

 

生きているんだって  伝えたいよ

 




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11 Selves [Albam:Style] [2007 Digital Remasterd] LUNA SEA - YouTube


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(from  『STYLE』)