Sobs。一時期話題になってた気がするけどその時は聴いてなくて、最近聴いてめっちゃいいじゃん!となった。なんだかシンガポールから来た新しいTommy heavenly⁶みたいだ。
出会うまでの個人的経緯もありつつなんですけど、聴いたときに「私が国内で聴きたいポップスはみんな海外でやってるんじゃないか……」とか思っちゃったな。
Albumタイトルは『air guitar』。6月30日という感じですね。
Sigrid - It Gets Dark - YouTube
ノルウェーのシンガーSigrid。ポップの中から溢れ出る北欧の空気。そしてわざとらしさのないパワフルさ──いや人の根源的な力強さというか(いやMVがこんなだとは知らんかったけど)。素晴らしいです。Auroraさんと同郷で親友同士なのだとか。
露悪性というか「汚さ、ニヒルさの押し売り」みたいなノリが気になる昨今だからこそ、彼女の歌が冴え渡るような感じもする。
チラッと聴いただけで「最高。」となったのが、Slow Crush。
Slow Crush - Swoon (official video) - YouTube
闇色で終末的なシューゲイザー。要チェックすぎる。
最高と言えば珍しくいち早くライヴハウス来日公演にまで行ってきたSoftcultですが
Softcult - Drain [official video] - YouTube
音楽性にせよスタンスやメッセージにせよ、色々と昨今の流れみたいなものを感じる、かな。
Luby Sparksは、最近親交の深いノベンバと対バンして新曲を披露したのだとか。
Luby Sparks - Depression (Official Music Video) - YouTube
Curveの流れ(と言われている)というのがいいよね。新曲格好よかったそうなので楽しみにしています。
しかし女性ボーカルばっかりになったな……うーんクールでスタイリッシュな男性ボーカリストが出れば聴くと思うし、居てほしいのですが。
実はしばらく前にコロナにかかりまして(念のため、イベント後とかではないです。全然変なタイミングで感染った)。家でおとなしく寝てるしかなかったので、折角だからとあまりきっちり聴けてなかったエイフェックス・ツイン、ブライアン・イーノ、Radiohead辺りをまとめ聴きしたりしていました。
Aphex Twin - Flim (Extended Version) (1080p HD/HQ) - YouTube
Radioheadは別に今上げんでもいいか……。
上のEnoの曲は今年出た新作からで、なんなら彼の作品をさーっと聴いていったなかで一番良いなと思ったアルバムかもしんない。
そういえばというのもあれなんですけど、上田剛士のカバーアルバム買いましたよ。
80'sパンクなどろっとした鋭さをそのまま今の音でやったような。カバー集だけどコンセプトアルバムのような濃ゆい空気と統一感のある一作。そして一曲一曲の歌詞が強い。特に『象の背』の歌詞がお気に入り。
「僕らの未来は全然暗くないと信じてみる」「象の上に乗って君らを皆踏みつぶしてあげたい」
入場者体験型展示「イマーシブメディアが描くコンテンツの未来」に新曲を提供し、展示映像の中の出演者として事前の収録にも参加。同日は完成したその展示の迫力を確認する機会となりました。
松尾さんは「NHKが取り組む研究は、やがて私たちのところまで降りてくる」と将来の実用化を見据えて言及。その上で「私たちをレトロ(懐古趣味的)と評する声を聞くこともある。こうした試みが『グリムも新しいテクノロジーにトライしているよ』というメッセージにつながれば」とも付け加えました。
見に行きたかったんだよなこれ。
グリムの 楽曲は硬派だけど活動は柔軟にいろんな魅せ方を模索しながらやってるとこ好きですね。というか改めて本当好きだなグリムは。
そして揺らぎ。彼らは硬派な(というか芯が強い)ようで結構アルバム毎の変化や進歩が著しいんじゃないかと思う。BUCK-TICKばりにどのアルバムからオススメするかと言われたら悩むところあるし(流石にあそこまでジャンル多岐ではないけど)。
えー、といった流れをぶった切るように、ゼルダ熱から『神々のトライフォース2』と『夢をみる島(リメイク・原作同梱盤)』のサントラを買いました。
ハイラルメインテーマ (1) - ゼルダの伝説 神々のトライフォース2 - YouTube
もうね、ティアキン・ブレワイのチルい路線もそれはそれなんだけども、でもやっぱりゼルダはこうだろ!って感じの2枚。
そんな感じで買ったんですけど、夢島の “あの曲” を青葉市子さんが歌ったものが収録されててびっくりした。CM用?のトラックだったそうな。
ゼルダの伝説 夢をみる島 CM風【かぜのさかなの歌】 - YouTube
(スチャダラパーのあれもちょっと期待したけど入ってませんでした)
神トラ2が丸10年前……う、嘘だろ……!!!?
坂本龍一教授の訃報を受けて、何故か坂本美雨さんの方のアルバムをまとめ買いしていたんですけども。
The Other Side of Love - YouTube
素晴らしい歌声ですね。と言いつつやっぱりミウが一番好きなんですが。
反則だろ。アレンジもとても素晴らしいです。まさに「編み上げブーツ履く少女」その人。あの人は羽ばたく。
ライヴに行った思い出を振り返ると、やっぱりかなり面白かったのがswing, sing。会場で披露してた新曲はようやく発売するみたいですね。
そして何と言っても記憶にも新しいLUNA SEAの武蔵野の森〜鹿鳴館。その後鹿鳴館が移転するという話が出て、だからLUNA SEA突然あの場所でやったのか……となって。改めてLUNA SEAの資料とか読んでいたら「ああ、鹿鳴館でやってるところをhideが見てすぐにスカウトされたんだよな」とか気づきなおし。紛れもなく鹿鳴館は伝説の聖地だった。
[LIVE] #SUGIZO TOUR 2023 のファイナル公演となる7/10(月) Zepp DiverCityにて #ウクライナ を代表する国民的バンド #KAZKA との共演が決定!!
— SUGIZO (@SUGIZOofficial) 2023年6月23日
今回共作した楽曲を初披露します‼
明日6/24(土)10:00よりチケット一般発売開始です!!
この奇跡のコラボをお見逃しなく‼‼https://t.co/vf6V7UgQOB pic.twitter.com/Df3CRuVsfr
KAZKA x RUNSTAR - Автовідповідач [Official Music Video] - YouTube
これらの曲にSUGIZOサウンドが乗るのが結構容易に想像できるというか、元来的な相性の良さを感じるというか。元の彼女たちの楽曲もちょくちょく聴いてます。
Lillies and Remains
というバンドの新作アルバムが来月9年ぶりに出ます。以前かなりハマっていたバンドです。出た頃にまた改めて取り上げたいけれども。
Lillies and remains - Moralist S.S. - YouTube
久しぶりに聴いて、あまりの格好良さにぶっ飛んだ。視界が。ちまちまと「これは良い」「これはあんまし」みたいなことやっていた自分が。
「これも良い」じゃなくて「これ “が” 良い」「これをやりたい。これになりたい」があった。初めて聴いた時のショックをそのまま思い出したような気もする。ポスト・パンクという言葉で形容される彼らの音は、腐っていく視界やそれを振りまきに来る連中を まるで冷たいナイフで刺していくような音楽だと、私はなんとなく(というか極めて感覚的に)感じていた。
Lillies and Remains - Neon Lights - YouTube
BUCK-TICK - Sayonara Shelter destroy and regenerate-Mix Sub. Español - YouTube
ツアーはね、あまり明かしたくはないけど例の台風で延期したやつに行く予定でした(実際被災状態でギリギリ行けるかどうかだったし)。まあでも行きますよ。
というわけで改めて『異空』をフルで聴いてるけど、やはり死生観・個の表現の鋭さというか距離の近さがどこよりも際立っているなと感じる。ふと、JがBUCK-TICKとの出会いについて語った「肉体を伴わない暴力的なバンド」という言葉を改めて思い出したり(このJの言葉、抽象的だけどいっちばん同意できるんだよな。『ヒズミ』なんてまさしくその言葉通りな曲だと思う)。思えばBUCK-TICKはずっとそういう「表立って傷つけずに心臓を刺す」ようなスタイルのバンドでもあった。
また、アルバム発売後の各レビューで、改めて「長寿バンドは数あれどここまで変化と発展を継続・更新し続けているバンドは世界的にも稀だ」という評価を幾つと受けたと思う。知ってたけど。
半年のまとめとして、この音楽たち(+プラとbulb)を2時間に収めたプレイリストを作って聴いてるけど、流石に上げる意味はなさすぎるのでやめた。
やめたけど、それらの音楽を通しで聴いていたら「私は今けっこう “ヤル気” なんじゃないか?」とか思った。何を殺るんだよ。FF16今日からやります。