Plastic春咲ロマンシング

 

 

拝啓  君は元気ですか?

初めて手紙なんか書きます

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20230328114343j:image


f:id:franca_LEDIEFAHT:20230328114400j:image

(17枚組ライヴアルバム)

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20230328132530j:image

 

僕はなんとなく元気です

 

17枚組ライヴCDボックス……。私自身はライヴ盤はスタジオ盤と同じだけあっていいという意見ではありますが。ともあれ新しめの音源から聴いていっています。二十周年“樹念” の初日盤、これもう実質「Puppet Show Rebuild」でしょ。

付録のPlastic Treeライヴ史を辿る個別メンバーインタビューも良いです。「キャリアの割に総括資料が殆どない」ことでお馴染みのPlastic Treeをライヴの歴史(アルバム史以上にバンドの呼吸が伝わる代物だと思う)から追っていくという。デビュー前後のシーンにおける立ち位置とか、アキラ氏のバンド内での心境の変化とか、改めて語られると唸るものもあり。

まあ、流石に最初は「雑なまとめ売りでは!?」と思ったけど、6枚分ほど聴いた感触だとむしろここ10年のベストテイク詰め合わせなのかな、と。

 

 

f:id:franca_LEDIEFAHT:20230328120359j:image

現地行けないしなーとスルー気味だったけどやっぱり『3月5日。』公演(※3月31日開催)は内容が気になるので、配信でも視聴しようかなあと。まんまパペショ回になるのか、それとも違う角度からのセトリになるのかな。

 

 

 

 

遅れ馳せながらなんですが、Softcultにドハマりして


Softcult - Drain [official video] - YouTube

 

一気に音源まとめ買いしました。


‎Softcultの「Year Of The Rat - EP」をApple Musicで

 

シューゲイザー、ドリームポップなサウンドの奥にパンクな地肌が見えてるのが素敵。早くも来日公演の予定が立っているとのこと。もし行くことになればこの規模の海外アーティストのライヴ行くの初めてだな。共演されるというBlushingさんもイイです。

 


Blushing - "Blame (feat. Miki Berenyi)" (Official Video) - YouTube

 

 

 

あとこちらも今更ながら


Luby Sparks - Search + Destroy (Official Music Video) - YouTube

 

インタビュー読んでたらBUCK-TICKやらの名前出てきて焦った(日本のバンドです)。

 

 

 

 

ゲームの話。

最近はカリギュラ2をやってます(その前に2作くらいRPGやったけど2日くらいしか触らなかった)。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20230328143909j:image
f:id:franca_LEDIEFAHT:20230328143934j:image

 

ボカロシーンを軸に据えた学園RPGというか、「疑似プロセカ世界で行われるPERSONA」というか。ボカロ楽曲風な歌モノBGMとバトルが面白いのでやっています。仲間シナリオでシリアスな選択肢が出てくる辺りまでは行ったな。

 

 

で、面白いなーという一方で昨年サガシリーズに費やした後遺症か、他所様に行ったわりにどんどん「やっぱサガなンだわ」という気持ちも湧き。半ば失礼にも多分今の方がサガの魅力を書けるぞという思いにもなりつつ……。

 


f:id:franca_LEDIEFAHT:20230328151947j:image

 

他のRPGに触れればまた見えてくるサガシリーズの魅力

ざっくり挙げるなら

・バトルシステムが出揃ったように見えても何が起こるか分からない複雑怪奇な仕様の数々。見慣れたザコにもたまに半壊されてたりするような、終わりなき臨場感とゲーム考究。

──RPGにおける「それぞれのRPGが掲げる “独自のバトルシステム” も、大体が掴めた後は単調な作業プレイになる」という命題への究極のアンサーを思わせられるし、河津のRPGはボス戦だけでいいという人もいるが、私に言わせればRPGはザコ戦だけでいいという言葉の極意がある。

・物語のテーマを「キャラクターが熱弁する強めのエゴ」とかではなく「世界は厳然としてこうである」という形で魅せるシナリオセンス(そういう意味では例外はサガフロ2よりも魔界塔士なんだよな)

・「気持ちが乗らないシナリオだなあ」と思っても「そういうゲームだからやらなきゃダメか」とはならないで「全然やる必要ナシ」と立ち回れる、シナリオ分岐と “プレイヤーの意思” が許される作風。

──ただし煉󠄁獄は走り回らされる。河津が言う「宿命石を全部集められる形にしたら集めるのが正解になってしまう」といった意図が、『大量のサブクエストとTrue end分岐があるゲーム』に触れてみるとなるほどなあと思えてくるような。

etc...

 

逆にサガにはないなあと思う他所様の良さは、やはりマップグラフィックの美キャラクターの今風な掘り下げでしょうか。と言っても他人の事情に踏み込まない(ので妙なカオスさや想像の幅が生まれる)からこそ『サガ』ワールドなのだという気もするが。(サガスカに各キャラごとのサブシナリオとかついてたら凄かったろうなーと思うが、作業量が……)。

f:id:franca_LEDIEFAHT:20230328204030j:image

 

というわけで立派にサガロスしてるのであった。落ち着いたらミンサガに戻ろう。

 

 

 

桜の季節だからって『春咲センチメンタル』の歌詞で書き始めたものの、終わる頃には『二十周年“樹念”  第二幕』を聴いた後なので『アンドロメタモルフォーゼ』がリフレインしているのであった。いずれ命燃えてきます。

 

あ、ボウイの映画観に行くの大分後になりそうだけどずっとやってんのかな。