帝国暦1000年
クジンシーの変。
あまりにも鮮やかな作品チュートリアル
古代の秘法・伝承法の力を得た新皇帝ジェラールは打倒クジンシーへ。
帝国暦1002年
城内に忍び込んだ盗賊少女キャットを逆に助けたことで、“アバロンの裏の顔 シーフギルド” との協力関係がもたれる。彼女は後の運河要塞攻略にも一役買ったという。
↓そうならなかった歴史
旧領土・南バレンヌにて 龍の穴の格闘家たちと組みモンスターを討伐。
途中までダンジョンを潜ってからの「他人のメンツを守るか否か」などという自己判断でシナリオが分岐するこのゲーム。とりあえずメンツは立てたった。
ゼラチナスマター無理かなーと思ったけどなんとかやり直し一回で倒せた。初めてプレイした時は「何回やり直しても無理」ってなったので、あんたもせいちょうしたもんだ。小泉氏が「ゲームの発展と共にプレイヤースキルも進歩していってると思う」ということを言ってたな。
運河要塞にて、隠し通路から敵網を潜りモンスター達を撃破。このモンスターたちは七英雄ボクオーンの配下だったという。
帝国暦1112年 皇帝ジェシカ(女軽装歩兵出身)
110年が過ぎましたが世の景色はほとんど変わっていません。
ジェシカ皇帝はルドン高原手前の鉱山で戦死を遂げた。せめてルドン高原で死んでくれ。龍の穴の格闘家と自称アバロンの裏の顔がイマイチだったのが原因と言われている。
ジェシカ皇帝、カバの鳴き声のマネが異様に上手いという歴史に語られざる一面のある女だった。
1113年 皇帝シャーリー(女軽装歩兵出身)
宝石鉱山を解放。またその南のルドン高原を越える。
ルドン高原とは
歴史に名高い謀殺の地、別名「謀殺高原」「皇帝たちの墓場」。数々の皇帝やその直属兵たちがここで仲間たちに捨てられ殺されていったという。ここに語られる歴史は、ルドンの血にまみれた全貌を紐解く歴史でもあるだろう。
(筆者はそんなに謀殺してないです。多分。)
また、ルドン高原を視察している最中で遊牧民族の集落を確認する。
この辺りの進め方について、河津が「ここで更に南に進んで資金難になっちゃうプレイヤーが多かったらしいけど、明らかに何もない方向に進むからです」という旨のことを言っていたのを思い出す。なんしか “RPGとは” “RPGのつくりとは” という考え方に一定の影響を及ぼされたような気がする。
海域の安全確保を目指し、武装商船団との協定を結ぶ。
冷静かつ堅実であり、食べ物ごとにそれぞれ穴場のお店を紹介してくれる女だった。
帝国暦1163年 皇帝ジュディ(女軽装歩兵出身)
女歩兵ばっか選んでんな……
カンバーランド危機の終焉
皇帝がカンバーランドに上陸した時、既に前王ハロルドはサイフリートによって暗殺され、街にはモンスターと組んだ兵士どもが我が物顔で跋扈し、ネラック城はかつての王子ゲオルグと兵士の魂が亡霊となったまま剣を振るっており、そして幼き弟王子トーマは秘密牢に幽閉されたまま殺されていた。
皇帝はハロルドの長女ソフィアが築いたレジスタンス、女ホーリーオーダーと協力し、およそ50年に及んだ(及んでしまった)サイフリートの支配に引導を渡す。
まだほっといて大丈夫だろと思ってたら既に崩壊ルートに入ってて焦った。周辺国との協調よりも自国の領土を優先する奴になってしまった。
1164年 南ロンギットなどを視察、後世への足がかりをつける。
1165年 サバンナの集落にてアリことタームの巣穴を駆除。
ジュディ皇帝は後の名軍師・指導家であるシゲンの才覚を見込み、彼の作戦の下、ステップを蹂躙する地上戦艦と首謀者・七英雄ボクオーンを討伐する。
先陣切ってのカンバーランド解放戦支援、アバロン帝都大学の開設、タームとの戦いと七英雄ボクオーン討伐、そしてステップの領土化。これが歴史に語られるジュディ皇帝の記録である。
話がごちゃごちゃになるタイプのしゃべくり漫才が好きな皇帝だった。
帝国暦1292年 皇帝ユリシーズ(フリーファイター出身)
協定を結んでいる武装商船団が海賊ギャロンに乗っ取られたとの報を受け、商船団と共にギャロンの一味を撃退する。
1293年 サバンナを領土化し忘れていたので部族と話に行く。約130年前のジュディ皇帝の話を持ち出して領土化したのであった。
1294年 皇帝と人魚の伝説
時の皇帝ユリシーズは、辺境の村で出会った踊り子との恋をする。しかし踊り子の後を追っていくと、彼女の正体は人魚だった。真の姿を皇帝に見られた娘は、正体がばれてしまっては一緒にはいられないと言って海へ去り、踊り子も見なくなってしまう。皇帝は魔女の薬をつかって人魚ともう一度会うために、山を越え荒野を越え、そしてついには海に消えたという。
今ではおとぎ話とされている伝説だが、それを思わせる足跡が旧帝国領の各地に残されている。
裏声を出すときに目を瞑るタイプの皇帝だった。
帝国暦1345年 皇帝マゼラン(武装商船団出身)
「最強の奇襲戦術」と謳われた『ラピッドストリーム』と呼ばれる陣形を帝国にもたらしたという。
強すぎて公式チート枠なのであまり使わない派。だるくなった時用。
宝石鉱山の鉱員が次々と倒れる事件が発生。不気味な魔石を発見し回収する。
発明家ヒラガ14世の考案により、ミラマーの東西を繋ぐ巨大な橋を建設。
コムルーン海峡の荒海に挑むも無念の沈没。海の者らしい豪快な死に様だったと語られた。
同郷のとあるグラビアアイドルを全盛期が過ぎても最期まで推し続けた。
帝国暦1346年 皇帝ベイダー(格闘家出身)
ルドンにて謀殺される。
くるみが好きな男だった。最後に持ってたくるみはリスが食った。
帝国暦1347年 皇帝バルバラ(女ホーリーオーダー出身)
最南のナゼールにて、サイゴ族という遊牧民族の移動をモンスターが邪魔していると訊き、出向いた先で七英雄ダンターグと激突。ナゼールを領地下に。
早すぎたのか名台詞聞けんかった。倒すのが百年早かったな。
ダンターグ、七英雄のアレな方として数えられがちだが、放置し続けると4段階も進化してかなりの凶敵になってしまう点や、後の別作品などではバトル野郎なりに武人の念が垣間見れる辺りが結構好き。
1348年
「蜃気楼かと思えば移動する湖であり、湖があるかと思えば蜃気楼」、砂漠を移動する不思議な湖を発見。
七英雄ノエル率いるモンスターと戦闘になるも、ノエルとの対話に成功。砂漠地テレルレバを領土化する。
サバンナより南のジャングル・サラマット地区に進出。原住民のアマゾネスと共に七英雄ロックブーケを討伐する作戦に挑むも、ロックブーケに謀られ古代遺跡にて無念の死を遂げた。
海外俳優にめちゃくちゃ明るい皇帝だった。
皇帝マチルダ(女ホーリーオーダー出身)
南の氷に覆われた遺跡と砂漠の彼方に遺された遺跡へそれぞれ調査に赴く。
またその時に、サラマットにある数点の遺跡から古代文明の手がかりを発見する。
堅実を絵に描いたような淑女だったが、その後はアフロヘアーにして日焼けサロン通いしたりとファンク要素を取り入れていった。
そして次代は帝国暦1503年へ……
おまけ
そういえば小林智美先生いわくヘクター(男フリーファイター)のモデルはX時代のHIDEだとか
「RPGはちまちました操作が好きじゃない」みたいな話があった気がするが、晩年はバイオハザードにドハマりしていた。