行きましたー1部の方。初ビルボード、初サイケデリック・ジャム、初SHAGでした。
こんなおハイソなカンジの場所でライヴ聴いたことねえ。え、メニュー?パスタあるな。いやパスタ食いながら生ライヴ聴くの無理でしょ……お魚とか、SUGI達が演奏やってる横で魚の骨とかとれないじゃん(※まるごと焼き魚は置いてません)とめちゃめちゃに狼狽えつつ……
楽しかったです。
めちゃめちゃ至近距離轟音でのSHAGメンバーによる生セッションの自由空間。自由に鳴らしすぎてライヴ後半にSUGIZOが「まだ4曲しかやってない……(焦り笑い)」と言って本編ラストの『THE CAGE』は駆け足(と言っても5分くらい)になったり。それぞれの楽器パートがホットに魅せるターンあり、でも一方で裏のリズムが気持ちよくてそっちも気になったり。
「音のぶつかり合い」っていうのはそりゃそうなんだけど、「魅せ合い」とも「統一」とも、当然「勝手な暴力」とも違う感じ。
単なる音の即興の重なり合いだけじゃなくて、新しい楽曲が生まれる現場を直近で見ているような。6人のセッションから自然に新しいグルーヴやメロディ、ひとかたまりのサウンドが生まれてくる瞬間。或る熱度から生まれる爆音の原始星。圧巻でした。
SHAG / THE CAGE from LIVE STREAMING FROM TOKYO - YouTube
直近と言えば、LUNA SEAの時よりフランクなノリかつ未だかつてない至近距離だったのにSUGIZOはどこを切り取ってもSUGIZOでビビった。姿も動きもトークも演奏も全部SUGIZOだった。間近でも、こってり。
KenKenのベースがめっちゃ気持ちいいのは言うまでもなく〜。Jにこういうの演らせたらどう動くんだろうなと考えちゃうのもそれはそう笑。
iTuneでは数曲買ってた、ピアノ別所さん率いるPAJAUMIこと『パジャマで海なんかいかない』のアルバムを買って帰りました。とてもシックで気持ちいいです。
しかし、今月はジャズを下地にした音楽のライヴを2つも行くことになった。
SUGIZO、KenKenを擁しロック、インストゥルメンタル、アドリブが主なSHAG。新興二次元コンテンツで歌モノ主体だけど想像よりガチっぽかったswing,sing。それぞれ全く違う方向性なんだけど。
全然違う2つなんだけど、両方とも曲が始まってまず思ったことが「マザー2が脳裏をよぎるなあ」だった(それもゲーム中のライヴシーンじゃなくて細かいBGMの方。音の飛び出し方とか、メロディ感とか)。なんというか、自分にとってジャズの原点もまたあのゲームなのかなあとか思わされたり。全ての道はMOTHER2に通ず。
SHAG【「PRAY FOR MOTHER EARTH」】at Billboard Live OSAKA - YouTube