めちゃくちゃ私事なんですが、縁の長い友人がでかい手術を終えたので会いに行きました。まだそんな話せる状態ではなかったけど。
イエモンが大好きというか信仰しているヤツ。アルバム『9999』、借してっつったら貸す貸すっつってたのになんか話が流れて結局自分で買ったな (笑)。
THE YELLOW MONKEY – JAM - YouTube
外国で飛行機が落ちました
ニュースキャスターは嬉しそうに
「いませんでした」
「いませんでした」
僕は何を思えばいいんだろう
僕は何て言えばいいんだろう
こんな夜は 逢いたくて
逢いたくて
逢いたくて
君に 逢いたくて
社会批判とかいうよりも、むしろそんな『 “外の世界” と “自分個人” の解け合えなさ、その欠落部分へ乞うもの』みたいなのをこれでもかというほど鋭利に表現しきった歌詞。ザ・ロックの名曲。(事故報道をdisってるというよりもそういう世の中とのズレの下にある心の歌なので、クソリプみたいな指摘もまたこの詩世界の構成要員でしかないのだ)
今の時代、関心のない、耳にする気のないニュースへのスルースキルのようなものって確かに育まれていってるんだろうなと感じる。もしそのスキルが今後とも重ねられていったとしたら、この『JAM』の歌詞の一節は これからもあなたみたいなヤツにぶっ刺さり続けれるだろうか。行く途中に聴きながらそんなことを思っていた。
あとやっぱり、この歌もまた「世の諸々に対する『音楽』のスタンス。音楽で書き表せるもの」として一つの理想の型だよなーと勝手に思ったり。構成というか魅せ方において。
まあ、ひと休みしたら今度こそアルバム貸してください。
『JAM』や『球根』みたいな楽曲があのバンドの本質なんだろうなと思いつつ、「それを踏まえた上で『LOVE LOVE SHOW』こそセンスの塊」とか言ってたのは私の方です。
THE YELLOW MONKEY – LOVE LOVE SHOW - YouTube
「それじゃあさよならお元気で。」
追記
やっぱり人の好きなバンドの話を勝手にしているのも気持ちが悪いので、私の好きなバンドの曲も一緒に置いておく。
BUCK-TICK / 「New World」ミュージックビデオ - YouTube