Welcome to MOTHER World

 

 

 

 

 

だそうです。

 

 

 


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結局、つうね。

 

別のゲーム始めるつもりだったのにな。

 

まあ、1だけならさっさと終わるでしょう。2もそのままやるかは隕石降ってきたら考えるわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「初めて聴いた時、思い入れとかじゃなく曲だけでとにかく気持ちが込み上げて泣いちゃった曲」って、みんなあるんすかね。んなもんないか。

 

 

僕はさみしい子供だったのであったりします。

 

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名作保証。

大人も子供も、おねーさんも、XX石の古代レリーフも。

 

 

藤井麻輝 織り物(2022.2.5)

 

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藤井麻輝最後のライブと銘打たれた公演『棘』に行きました。

氏のライヴに参加するのはルナフェスを除けば初めてで。恐ろしいほどの轟音と暗黒のステージだとは聞いてはいたけれども、自分が参加したことはありませんでした(minus(-)のチケットは3回くらい逃した)。

 

 

最後のライブに先立って、

LUNA SEA大阪の行き帰りにminus(-)を、

月初めから時間を見つけてはSOFT BALLETを、

ライヴの前日にshe-shellや細かい活動の楽曲群を、

そして当日の移動にSCHAFT睡蓮(SUILEN)

改めて聴き直しました。

(SCHAFTと睡蓮が半日に収まってるのはしょっちゅう聴いてる2組だからですね。あともう時間足んなかったからです。無計画。)

 

 

さっさとライヴの話をというところですが、振り返りをしてきた中でふつふつと湧いてきた思いも込めて、自分が好きなフジマキ音楽たちのことなどを勝手ながら書いてしまいたい。

 

彼の存在を知ったのは……ルナフェス?……いや行方不明時代の記憶もあるので、やっぱりSCHAFT経由だったか。そこから当時の彼の最新活動だった睡蓮を買ってみたのが入りだったと思う。そしてSOFT BALLETも聴き……

 

 

 


Soft Ballet - WHITE SHAMAN (TV) - YouTube

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ソフバ関連なんか私の口から語らずとも当時を知る人達の間で永遠に語り継がれているものですが。あ、一応書き置くと全然動いてない人がフジマキこと藤井麻輝です。

1989年デビュー。EBM、ニューウェイヴ、当時のメジャーシーンで文字通りの最先端だったインダストリアル…………そして御三方の超個性。楽曲を仕上げていた森岡・藤井を中心に語られることが多いが、独自の詩世界はもちろんエレクトロサウンドに強い熱・バンド的肉感をもたらした遠藤のボーカル。また、膨大なライヴアレンジを用意しその大半が音源化されていないグループだったのも特徴か。

文字通り3人の天才がここから出発していった。

 

 

フジマキが手掛けた曲で個人的お気に入りの一つ、『SAND LÖWE  (BEAT MIX)』。

SAND LOWE -Beat Mix-

SAND LOWE -Beat Mix-

 

彼の音楽史でも転換点だったのではないかと思う、『VIETNAM』


VIETNAM / SOFT BALLET - YouTube

 

 

ややこしくなるので上げないけど『ESCAPE』はやっぱりめちゃくちゃ良い曲だと思いますよ (笑) 。

「早すぎた」と言うよりも「個性的すぎた」のではないかと思う。盟友的だったBUCK-TICKLUNA SEAに比べても「明確にソフバをなぞってるよね」という後続が基本思い当たらない。V系というジャンル形成に(確実な影響を及ぼしまくりつつも)ギリ巻き込まれなかったとも言える。

 

 


DEEP - SETS - YouTube

『DEEP-SETS』 「SOFT BALLET時代の曲でお気に入りのものは?」と聴かれてフジマキが答えたのがこの曲。ノイズやアンビエントに特化していた彼のイメージからするとちょっと意外な選曲だが、後の睡蓮やソロ期minus(-)を思えばなるほどかな。

 

 

 

その傍らBUCK-TICK今井寿とユニットを組み、90年代最も突出したユニットを生み出してしまう。

SCHAFT
ARBOR VITATE

ARBOR VITATE

  • SCHAFT
  • ロック
  • ¥255


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邦楽のデビュー10年にも満たない若手2人が、英インダストリアルの名手Raymond Wattsを邦楽チャートに連れ込んでアルバム・ツアーを敢行したのだ。時は1994年、その事件性は察してあまりある。あまり前時代の洋楽コンプレックスを受け継ぐものではないかもしれないが、しかし今井・藤井の功績を語る上で100%避けて通れないところだろう。

楽曲は──ある種まだインダストリアルロック然としたナンバーに振っていた今井&レイモンドに比べて、フジマキの側はより多彩な楽曲を提示していたと思う。アルバム『SWITCHBLADE』をより混沌たらしめているのはフジマキ担当曲によるところが大きい。まあそれこそレイモンドとの対談でNINを「あんなのポップミュージック」と揶揄ってたという男がそこに専念しようとはしないか。

 

そういえば妙に有名なこれもフジマキ担当曲


Shaft-Broken English - YouTube

 

 

 

さてそんな時代を冠して然るべきだった彼だが、ソフバ解散後はしばらくあまり表に名前の出ない活動が続く。RYUICHIとJAPANトリビュートに参加したり、RYUICHINav Katzeのアルバムに参加したり、河村隆一のアルバムに楽曲参加したり……

RYUICHI多いな!

当時も今も大分意外な組み合わせじゃないのか。あれか、「ミスター・フランク・シナトラスティーヴ・リリーホワイトRYUICHI評)」だからなのか。なんというか “歌” に超時代的な深み、熱みを求めてるイメージはあるかな。

とりあえず私は長年フジマキへ「ボーカルに冷たい」という印象を抱いていたが、それは大きな勘違いで逆に「ボーカル(というパート)を大事にしすぎている」のではないかと色々聴き返していて思ったり。

 

 

RED

RED

フジマキが隆一の弾き語りを絶賛してトラック作ったという怪話のある『RED』。僕は結構好きです。

 

 

櫻井敦司ソロの『雨音はショパンの調べ』カバー。言うまでもなくベストナンバー。


ATSUSHI SAKURAI | I LIKE CHOPIN 雨音はショパンの調べ | SUB ESPAÑOL - YouTube

 

 

 

時代を戻して、1999年にはshe-shellというユニットを開始する。


she shell / Flesh - YouTube

 

シングル2枚だけ。渡真利愛ボーカルの1枚目が4曲(JAPANトリビュートにも同じ面子で参加)、MIZUボーカルの2枚目が3曲。

めちゃくちゃ良いんだけど、いかんせんもうプレミア価格でしか出回ってないので持っていない(もっと安い時に買っとくべきだった)。自身の履歴として名前出してくれるなら再販かせめてサブスクだけでも出してください……しかし本当いいな……。

 

 


SUPERSCHAFTRACK / Zilch - YouTube

hide、今井寿藤井麻輝。SCHAFT。zilch。スーパーシャフト。

SUPERSCHAFTRACK。

再始動SCHAFTの頃の雑誌インタビューで、hideがフジマキに「SCHAFTが邦楽から出てきたから、zilchは洋楽から出したんだよ」と言っていたと読んだな(そんで2年もリリース遅れたのか……)。そしてhide亡きあとのzilchのラストアルバムには藤井麻輝&芍薬 = 後の睡蓮コンビが参加している。

 

SILHOUETTES & CIGARETTES

SILHOUETTES & CIGARETTES

 

 

 

 


睡蓮 左手 - YouTube

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睡蓮(SUILEN)

 


Suilen - Spine - YouTube

 

もー心底好き。本当は毎日睡蓮の話していたいくらいには好きなんですけれども。フジマキサウンド歌謡+和的情念。2014年の復活の際にも「睡蓮は僕のライフワークなので続ける」と言っていた(そして続いてない)。最も純粋なフジマキのやりたいことがこれなのかなと思っていたのだが。

睡蓮を持ってない人類は全員買って聴いてほしい。プレミア価格化始まっとるぞ。

 


睡蓮 Suilen - 浸透して - YouTube

睡蓮貼りはじめたらキリないぞ。

和なイメージが強調されがちだが結構それは芍薬のセンスによるところが多く、フジマキ的には和洋折衷というかわりと無国籍なものを目指してたんじゃないかと思う。こう、「ザ・和の音楽を作りました」とは根底から違うものだよねというか。うまいこと日本の “霊” の部分だけを掠め取っていってるというか。

 

 

 

と活動を継続していたフジマキだが、2011年東日本大震災を境に消息不明に。復帰後の話によると「今やるべきなのは音楽ではない。」と思い建築関係の仕事に従じていたらしい。……この時期を思えば、藤井麻輝の新曲が聴けてライヴに行けるということ自体奇跡であり大サービスだったのかもしれない。

 

というか、『愛と平和』然り、超ドライなキャラでやってるし曲にメッセージを込めたりなんかはしないけど、めちゃくちゃ敏感で繊細なんだよな。市川哲史が一時期死にそうだった頃の話然り。

 

 


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さて、大震災から3年経った2014年、突如藤井麻輝SOFT BALLETの盟友森岡賢と共にminus(-)を組んで復活する。

 


5. b612(ver.0) - minus - YouTube

 

フジマキのルックスはすっかり女神転生の黒幕みたいになった。二人で楽曲を持ち合わせてたもんだと思ってたけど、基本モリケンが持ってきた曲をフジマキが仕上げる形であったそう。

元々は音楽活動としてライヴをやるために始めたというユニット。しかしそれは森岡賢の急逝の後も継続され、藤井麻輝の属する屋号として昨2021年まで活動した。

 

LIVE

LIVE

 

 

 

2015,16年にはあのSCHAFTも復活。めちゃくちゃ勢力的だ。

 


SCHAFT- The Loud Engine - YouTube

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流石に20年ぶりのユニットがあの頃の音楽のまま帰ってくるわけもなく、よりバンド色を極めた新生シャフト。

今井寿&藤井麻輝に、上田剛士yukihiro、YOW-ROWとかいうぼくがかんがえた最強の国内インダストリアルみたいな面子で帰ってきた。いつかのライヴではフジマキがhideのギターでステージを演っていたそうな。

20年前の『SWITCHBLADE』は今井さん曰く「自分たちに向けて作っていたところが大き」かった。この新生SCHAFTをかつてよりポップになったと言ってしまうならその通りだろう。より外へと発信するサウンドに仕上がったのだ。

 

 


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さて、一人になってしまったminus(-)は、実質藤井麻輝のソロユニットとして発展していく。ドローンやアンビエントな曲が目立つ『R』と、石川智晶をボーカルに迎えた暗黒劇『C』へ。ソフバで後ろにいる全然動かない人だったフジマキはフロントでボーカルをとる人になっていた。

 


minus(-) / 「C」Official Trailer - YouTube

 

こうして辿ってみると、ソフバとSCHAFTの攻撃性に隠れがちだが、私にとっての藤井麻輝とは繊細なノイズで最高級の歌モノを提示する人だったかな。

 

 

 

 

 

さて、長い前フリになってしまいましたが、2022年2月5日。

 

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マイブラとどっちがスピーカー多くてどっちが音でかいんだろう……

 

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轟音。文字通り内蔵が揺さぶられるほどの轟音。しかしそれでいて鼓膜が破れそうな感覚はない、低音の波動と音の細分を極めた轟音。そして暗闇。10〜20ほどの小さな光の粒がステージ上を浮遊しているだけの、氏の顔も遠目には(真ん中くらいの席だったけど)ほぼ見えないほどの闇。そして一切の曲間なく進行していく12曲。

なんか、嵐の夜に張りぼて小屋にいるようなシチュエーションだなと思った。暗闇の中で音の一つひとつが衝撃になって自分に襲いかかる。安心のない、しかし闇の美に包まれた1時間超。

minus(-)のチケット何回も取り逃したの心底後悔した。

 

 

12曲中7曲睡蓮じゃん……。確かに、純粋に藤井麻輝のやりたいものと考えれば札はソロ期minus(-)と睡蓮になるのか。

これが、私の見た唯一で最終形態の睡蓮になるのだろうか。

完全に一つの組曲のようだったのでどの曲がどうだと独立して語れるものではないが、世界終末の日みたいになっていた大破壊の『左手』と、「原曲が分かるのに分からない」状態な 全てが灼けて消えていくようなラスト『夕鶴会』。

そしてこの曲目が、SOFT BALLET『DEEP-SETS』話から始まって私が気にかかっていた藤井麻輝の志す音楽観への、答え合わせに触れたような感覚だった。

 

ともあれ──本っ当に最高のライヴでした。本人の意思が最優先なのは当然として、しかしあのステージがなくなってしまうのだとしたらそれは本当に文化的損失だ……。

 

 

 

夕鶴──大元の戯曲に触れたことはないが、高く売れる鶴の織物という金に取り憑かれていく人間たちと、そうではない価値基準で己の身を削りながら織物を織る鶴の対比に基づいた話だとか。

最後の織物、ありがとうございます。

 

2022.2 LUNA SEA 『CROSS』COMPLETE

 

 

 

とうとう本当に完遂してしまったCROSSツアー。おかげさまでRELOADを含めれば3度と、自分にしては結構現地へと足を運ばせていただきました。

 

 

CROSSというアルバムは、発売当時はスティーヴ・リリーホワイトを(「俺はもうU2LUNA SEAだけでいい」なんてお墨付きまでいただきながら)迎えつつも、原則的にはいち最新アルバムという枠のものであったはず。しかしこの2年を経て、CROSSというタイトルと楽曲たち自体が一つの大きなクロニクルになったように感じる。

やっぱライヴ盤出してほしいなー。

 

 


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謎に対バンみたいな貼り方をして友情を示すSTYLE

 

しれっと大阪一日目行きました。

例によって初日だけなのであんまり書かんでええかというつもりだったけど、TWICEを聴いたので。

 


Twice - YouTube

 

改めて直で聴いて、SUGIZOの「LUNA SEAは幸か不幸かシューゲイザーになれなかった」という言葉を思い返したり。ステージを制圧して然るべきような轟音ギターが5分の1、いや500%中の100%として鳴ってるんだもんなあ。

メロディ的にもシングル切ってもよさそうな曲なので、これがB面に追いやられた頃のLUNA SEAマジでやべぇなといっつも思う。

レア曲とか言わずに普通にガンガンやってほしいんだけどね(笑)

 

 

あと、「大阪は初めて全国ツアーに挑んだ、正真正銘第二の故郷だから。その頃とは曲の雰囲気も変わったかもしれないけど」という前フリからの、この日の完全燃焼みたいなROSIER〜TONIGHT。

いやあもう、RYUICHIだけは最後まで油断ならない人だよな(笑)。本当に全身から発せられる声と熱。一番俺なんぞには筆舌しきれぬ人がRYUICHIかもしれないな、と最近とに思う。ひたすらにエナジーの塊で “人間” そのものみたいな存在だから。

「人間らしい」とか「リアル」とか まるで夢のないこの世界の別称のように言われがちで、昔からそういう風潮が好きじゃないんだけど、目の前で歌っているRYUICHIはこんなにも無尽蔵で格好いい。回復祈ってます。

 

 

 

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言われずとも、当時を知らずとも、終幕の時と照らしてしまう。

誰に何と言われようと、バンドは本当に死んでしまうまで生き続けた方が絶対に格好いい。実力面でも、スピリッツの面でも。

 

I wish you.

 

 

 

 

 

まったくの余談︰『ラルク大好き芸人』の直後にたった一人(二人)で自分の番組でLUNA SEAネタをやりきるつもりのかまいたち、既に伝説だろ。ていうかラルクLUNA SEAの立ち位置として完成されすぎだろ。

 

-CROSS THE UNIVERSE- GRAND FINAL


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CROSSツアーGRAND FINAL(月末の大阪振替を残して)、お疲れさまでした。

 

 

1日目で耳や目に残ってるのは、PHILIAとかで飛んできた兵器みたいなシャウトと、不調のRYUICHI含め抜群な音の圧と。あ、so tender...で入りのヴァイオリンの音が小さくて半ギレでスタッフに指示出してたSUGI様と……w

RYUが着てた赤黒のやつカッコよかったな。あれ売らないかな。遠目に見えた時はまさかの赤エナメル復活なのかと思ってしまったが。

 

 

 

 

 

何度も活動休止を重ねてきたバンドだけど、今回ほど安心して(というか信じて)送り出せることってなかったんじゃないかなと思う。

療養終えたら、すぐ行きたいね。

 

RYUICHIに「かかってこい!」って言われるより先に行くよ (笑)

 

 

 

 

やっぱりLUNA SEAって、バンドのロマンそのものみたいなバンドだ。いつまで経っても。どこまでいっても。

 

 

 

 

それはそうとネバソ3出しませんかね? CROSSツアーのテイクも入れて。

 

2022.1.8...


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最高だったし色々心燃えてるけど、明日もあるので。

自分は一日目だけですが……

 

 

あとは武運を祈るばかりです。

 

I wish you, happy new year.

 

 

 

P.S. 同日のプラの方も神セトリだったとか。おーフラスコとナショナルキッドやっとる。耳がいくつあっても足んねえな。

 

2021.12.29 BUCK-TICK 魅世物小屋が暮れてから〜SHOW AFTER DARK〜 in 日本武道館


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今年も最高! いや今年こそ最高!

 

いやあ以前のような活動ペースで動いてるわけではないし、今井さんもまだ完治ではないし(余計な心配はしてないつもりだったけど)。しかしそんな環境ももろともしない近年ベストアクトな演目。最強や。

 

 

話題になってた駅頭の広告〜。自分は到着ギリギリになり(直前まで映画観てた)目で追うのがやっとだったので、失礼ながら拝借物を。


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全員分は貴方自身の目でうんぬん(流石に拾い物上げまくるのは気が引けた)。

追記:今井ンスタに完全公開出ましたのだ。 https://www.instagram.com/bucktick_imai/p/CYJUBqKpmRc/?utm_medium=copy_link

 

九段下駅が金魚鉢になる12月29日もかれこれ21年になるんだもんな……。DIQの名がついてから20年。ていうか今回はタイトルDIQじゃないんだなって書き始めてから気づいた(普通にDIQって呼ばれてるけど)。

そして宴は始まり……

 

 

 

1. DIABOLO

噂にだけ聞いていた「出だしでアリスと思わせてからのフェイント」のやつ! 幕越しにもめっちゃ動いてるのが分かる櫻井さんのシルエット。そしてラスサビで幕が下りて音が広がる演出はストレートながら秀逸。

 

2. 夢魔-The Nightmare

最近はド頭に出てくる印象。かつての切り札格が初手に落ち着きつつあるの、35周年を前にして成長の仕方が少年ジャンプだろ。

 

3. 楽園

4. 謝肉祭 -カーニバル-

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流石にこれになった。開始20分以下のセトリじゃないんよ。

謝肉祭めっちゃ好き……ロクス・ソルス以来かな? ザ・BUCK-TICK楽曲って感じ。めっちゃライヴ映えする曲。いつ聴いても良い。

 

5. Lullaby−Ⅲ

6. 絶界

すぐに絶界のAメロは16分手拍子で統一される会場、無声でやれることを楽しんでいる。

今井さんはライヴ中手に杖をかけたままギターを弾いたり杖を使ってバイオリンのようにギターを鳴らしたりしてたとか。今井寿すぎる。

 

7. Living on the Net

配信で披露したバージョンかな。めっちゃカンペ見はじめたのは遠目にも分かった (笑)。

先の配信ではアレンジされたものと原曲どおりなものでだいたい部が別れていたと思うが、今回は突然怪アレンジver.が顔を出したりするので余計に何が飛び出すか先が見えない。今井さんもアコギになったり戻したり。

 

8. 光の帝国

カウントだけで震える。反則なんですよこの曲。アルバム&ツアーNo.0でのポジション、あの曲群でアルバムカラーを裏切りながらも彩るポップとエレクトロの気持ちよさ。そしてお馴染みのライヴパフォーマンス。存在全部がセコいので最高。

「Fooooo!!!」が復活するのは数光年先のぼくたちの後姿。

 

9. ユリイカ いや早くね!? からの

10. 忘却

第一部ラスト。DIABOLO→夢魔で始まりユリイカ→忘却で終わる。BUCK-TICKBUCK-TICKの殴り合いみたいだ。

いや振り返ってみると第一部は2020年までのBUCK-TICKの総括のようだったとも思う。そして第二部、2021年のBUCK-TICKの纏めへ。

 

 

11. BABEL

No.0がもう4年前になろうとしてるんだなあ。どの曲が後のセトリ常連に残ってもおかしくない神盤だったけど、Moonも今後も披露されてゆくんだろうか……零式……ゲルニカの夜……

 

12. 獣たちの夜

13. 堕天使

第一部は席の問題なのか、ちょっと音小さい……?(BUCK-TICK基準なので一般的に小さくはない)と思ってたけど第二部に入ってからぐんぐん音の圧が飛んできた。ここらのセトリはやはりロックンロールバンドとしての魅せどころ。

 

14. Villain

バンドとライヴを追ってると「前回のアルバムからはどの曲がスタメンに残っていくんだ?」というのが一つの関心事になっていくものだけど、Villain。人気の高さは勿論だけどおおーっと思うところも。モナリザ曲みたいな匂いを感じるところが好きだったり。

 

15. 舞夢マイム

16. MOONLIGHT ESCAPE

 

17. 形而上 流星

突然のアコースティック・ヴァージョン……。広大なMOONLIGHT ESCAPEからの流れというのがまた情緒。慟哭な間奏明けBメロの裏で鳴るかごめかごめの旋律。この型の形而上、音源販売してほしいんだよな。

 

18. JUST ONE MORE KISS  Ver.2021 ひえ~。やるとは思ってたけど。

19. 唄  Ver.2021

20. ICONOCLASM  Ver.2021

ソフバよりソフバっぽかったかもしれないアイコノ2021。メンバーから「今井さん、何が何でもアイコノやるつもりだ (笑) 」と言わせしめたアイコノ2021。これからも品を変え形を変え変わることなく演奏されてゆくのだろう。アイコノは要るに決まってんだろ!

 

21. Alice in Wonder Underground

フェイントDIABOLOで始まり、しっかりアリスで畳む。出だしのクラウンが太鼓を叩くアニメーションと櫻井さんが同じ動きをしてたとかなんとか(よく見えなかった)。

アリスは一際、無声でも統一感高いなと思う。今井パートで今井さんに伸ばす手もまたひとしお。

https://instagram.com/bucktick_imai?utm_medium=copy_link
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EN1. 恋

EN2. Go Go BT-TRAIN

新曲タイム。やはりタンバリンは投げられるもの。

「無事乗れたね」の後、一年ぶりのメンバー紹介。「色々やらかしちゃうのは、今に始まったことじゃないんで……(笑)」そりゃそうでしょ。おおアブラカダブラ。

そしてオーラスへ

 

EN3. 独壇場Beauty

毎回言ってる気がするけど今回も書いとくか。「死んだ者への鎮魂歌=生きてる者達への讃歌=アッパーなロックチューン」で成立しているこの曲が本当に大好き。

Go Go BT-TRAIN. Go Go Beauty round round Nothing's gonna stop.

 

 

来年のチケット代確保しとかな……あ、靴を買おう。Shoegazer