幽霊灯織の監督がラルクのオタクだった場合に灯織のイメージに使いそうなラルク曲集。そして霧子と情景

 

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そうはならんやろ。

監督を召しませ。

 

 

 

 

 


L'Arc en Ciel~In the Air - YouTube

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1. In the Air

 

目を閉じた君は 背に刺さったナイフを羽に似せ

今、大地を蹴る

空は果てしなく  澄みきった青をたたえる

果てしなく… 果てしなく

 

デビューアルバム『Tierra』の1曲目。過激な彩りか白黒ゴシックかが主だった当時のV系シーンに、ラルクこそが “季節色” と “白日の異郷的な世界観” を持ちこんだとか。そしてこの頃からラルクは「大自然に触れた時の、圧倒的だけどなんでもない、感動するとこないけど感動する」みたいなニュアンスを描くのが上手かった。

背に刺さったナイフを羽に似せ空浮かんでいく真乃を見ながら 立ち尽くしている灯織。ホラー監督らしい後味悪いメタファだな。さておき私も灯織にこういう曲をやってほしいよ。

 

 


L'Arc en Ciel~Blurry Eyes - YouTube

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2. Blurry Eyes

 

sakura時代の曲ではIn the Airとこれがベタながら頭一つ抜けて好き。異郷感とポップスらしさが見事に纏まってるのが大きいんだろうなー。

 

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雰囲気は似合ってるけど、「遠くの風を身に纏うあなたには届かない」という歌詞から始まる “Blurry Eyes” を “八宮めぐる” が身を置いてるユニットには使えんでしょ……。と長らく思っていたが、そういうすれ違いや届ききれなささえも今のイルミネなら大切にしてしまえるかなあ、とか。『star n dew by me』絶賛復刻中。

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多分、これは真乃とめぐるが空へ行った後に自分も空へ行くすべを探してまわる灯織のお話。

 

 

3. LOST HEAVEN

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手を伸ばし掴んだ夢は そっと崩れ行く砂の城

消えて行った君が描く  楽園へと

 

細くも硬質な音色とアンニュイな雰囲気がお気に入り。映画見たことないな。雰囲気では『HEART』が一番好きとか言ってたけど、実は最も好きな曲が集まっているアルバムは『AWAKE』だったりします。

必死で築いて、簡単に崩れて、その繰り返しの世界で灯織たちが歩む先。

 

 


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L'Arc~en~Ciel L'Arcasino TRUST - YouTube

4. TRUST

 

遥かな優しさに出会えるの?

喜びに抱かれて眠れるの?

争いの炎は消えたよね?

僕は生まれていいの?

 

原曲からかなり好きだけどライヴバージョンが至高すぎる。00年代ラルク流深層。

監督は灯織を過酷なフィールドに放りこみたいらしい。わかるよ。

 

 


L'Arc~en~Ciel 01 Forbidden Lover - YouTube

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5. forbidden lover

 

はい優勝曲。『REAL』までから一曲上げろと言われたらこれを選ぶ。初めてストリングスを「格好いい」と感じた曲だったと思う。

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沈みゆく船の上、真乃のドレスを抱えた灯織が天を仰ぐ。って監督のメモにあった。多分咲耶も乗ってると思うんですよその船(曲)。

 

 


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L'Arc-en-Ciel Finale - YouTube

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6. finale

 

一番監督らしい選曲。最大の監督要素。まあホラー監督としては外せないでしょう……。関係ないけど久々に『リング0』観ました。自分の関心が以前より細部に向いてるのを感じて記憶より面白かった。仲間由紀恵美しすぎる。

「世界終末に見る再生の夢」ことNEO UNIVERSEと両A面というのがまんまそういうことかなって。from REAL。

 

 


L`Arc~en~Ciel Laruku Loreley ラルクアンシエル Romaji 歌詞付 - YouTube

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7. LORELEY

 

言わずもがな『HEART』の一曲目。ひたすらに絶対なるローレライ。怯え、憂い、破滅衝動、士気、慈しみ……どれでもあって、どれでもないような。大自然に触れた時の、圧倒的だけどなんでもないみたいな感覚。

この大いなる世界に灯織は何を思おう。

 


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8. wild flower

 

何も無い地表に花咲いた君は 一輪

 

hydeが大震災を意識して作詞した 孤独と一輪のロックバラード。

本曲目で一番「灯織が選びそうな曲」だなと思う。なので導かれるように入ってきた。いやそもそもこんな生真面目な詞の曲が並んでるのも、監督の趣味以前に灯織のための曲群だからこそなのだ。わけもなくハードな世界に送り込んでたわけではないんよ。

 

 


L'Arc-en-Ciel Get Out from the Shell - YouTube

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9. get out from the shell

 

それは監督の趣味だろ。ラルクの曲でも極めて宇宙的で攻撃的。yukihiro曰く「SOFT BALLETのパクリ(笑)」。

美琴さんが似合いそうだし気に入りそうな曲ですね……。

 

 

10. Don't be Afraid

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『BUTTERFLY』以後の楽曲。こうして聴いてみたら意外とLOST HEAVENと感触が近いような。来たるアルバムには入ってくるのかどうか分からんが6年前……6年前!? TierraからREALまでくらいの年数ですね……。

Lost heavenからたくさんの傷を得ながらも歩き続けてきた灯織は、ついに大きな殻を打ち破り、緩やかに羽化してイルミネに合流する。一段の締め。

 

現実界で  最後にもう一度だけ  自分を信じてみる


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ORIGINAL FULLMETAL ALCHEMIST 鋼之鍊金術師 LINK(中日字幕) - YouTube

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11. Link

 

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覚えているかい?

幼い頃から  爪先立ちで

届かない扉が有ったよね

 

イベントのあらすじポエム感あるよな。

ポップだけどパワフルで、優しく美しい。絶対に外せないくらいには好きな曲。ライヴでは間奏でメンバー紹介と各ソロパートがあったりする。

イルミネらしくもあるけど、一方でこの曲は誰のイメージでも通じるんじゃないかなあとも思う。誰だって届かない扉をたまに思い出しては手を伸ばしてみたりしている。

 

 


L'Arc~en~Ciel「New World」-Music Clip- [L'Arc~en~Ciel Selected 10] - YouTube

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12. New World

 

終わらない上昇のGradation days。監督が飛ぶ言うたら飛ぶんじゃ。間奏がめちゃくちゃいい方向に曲のイメージを広げてる印象。すいません、あそこベースって今知りました……(In the Airとかもそうってのは知ってたけど)。

好きな曲が集中してるのは『AWAKE』という話。熟成されたサウンドも勿論なんだけど、特にhyde色が強いからかなとも思ったり。hydeが自分がラルクとしてやりたいことをもう一度掴み、文字通り覚醒している印象というか。成熟しながらも尖ってる、走ってるのが伝わる。そんな感触。

 

 



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MY HEART DRAWS A DREAM [L’Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at National Studium] - YouTube

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13. MY HEART DRAWS A DREAM

 

「俺の中でこの曲は売れようが売れまいが名曲」 by hyde

イルミネの4周目と5周目、いつ見てもこの曲が脳内再生される。いずれ公式にカバーするんでしょう。監督も頷いとる。

 

目を閉じた君は 背に刺さったナイフを羽に似せ

今、大地を蹴る

降り立った彼方で 目を開けたら

笑顔のままの君に 逢えるといいな

 

 

 

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しっかり灯織セレクトなのにひとつのラルクベストみたいになっとる。

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夜想花 - YouTube

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1. 夜想

 

そばに来て聴かせて その聲を

連れて行くから

 

ひたすら幽玄で深淵。夜の遠くに霧子が揺れている……

ドラムがperoの超インディーズ時代曲。揺れ舞う花が宙に咲く。後々でもB面とかでいいからこういう曲やってほしかったなーと思わなくもないが、この路線に埋没しなかったからこそのラルクなんだろうな。

 

 


L'Arc~en~Ciel Blame(歌詞付き) - YouTube

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2. Blame

 

『Tierra』を象徴する異郷で色彩美な一曲。霧子がいた原風景。

Tierraの世界観からということで色々書いては消したけど、 「ミッドサマー」という世界一優秀なTierra及び白系のイメージフィルム” という一文だけはここに書き残しておくよ。

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L'Arc-en-Ciel Kasou ( 0628 Mix ) - YouTube

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3. 花葬 〜0628 mix〜

 

yukihiroミックス。個人的には断然こっちの方が好き。デッドなリズムに幽が浮遊する。「闇に浮かぶ花はせめてもの餞」とはまさにこのこと。

これが霧子じゃなきゃ何だってんだDon't be Afraid。

 

 


L'Arc-en-Ciel - Snow Drop - YouTube

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4. snow drop

 

ポップソング。軽やかにも優しい曲で、フランダースの犬がモチーフになっているとのこと。これを『ray』に入れたのは良いファインプレー(もっとシェイプなアレンジにしてもよかったのにとも思う)。

たとえば【夕・音・鳴・鳴】の割れてしまったカップのように、レールが途切れたら絵の具でつぎ足してあげるのが霧子のあり方かなと思う。チームピーちゃんで歌えばまさに迎えにきた天使たち。

 

とぎれたレールを絵の具でつぎ足したら

鮮やかな明日が動き出した

錆びついて止まっていた時が

この世界にも朝を告げてくれるよ

 

灯織がまるで白いベールを被ったようなの、高山のドエル匂わせでしょ……。

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5. Butterfly's Sleep

 

この曲を2回も上げてんのはここだけかもしんねえ……。たしかに『予感』の系譜的なテンポ早めダークロックではこれがイチオシかも。『Larva』は入れようと思ってたけど流石に曲数で弾かれた。

カラオケでカッコイイめのゴシックを歌う霧子なので、それらしい曲というところで選んだ。その面ではそれらしい選抜になったと思う。

 

 

6. My Dear

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一転して聖的ながらも温もりのあるバラード。アコースティックと艷やかなエレクトロっぽさのバランスが心地良く、ラルクならではの透明感。元々HYDEソロの予定で作ってたものらしいので、そう思うとこれはラルクにして正解だったんだろうなあと思う。

 

やっと手を伸ばして掴んだ 嬉しくて抱きしめた

それはとても儚くて すぐに枯れて腐ったよ

 

聞いて 世界中が  過ちに穢れていても

君へつないだ手は  いつまでも 離さないから

それだけは信じて良いよ

 

霧子G.R.A.D。アイムベリーベリーソーリー。それは祈り。

 

 


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7. EVERLASTING
 

こんなんジャケ絵がもう霧子ですからね。

 

アルバム『BUTTERFLY』からの流れで聴くとガリガリすぎてびっくりする、インダストリアル、ダーク、シアトリカルな一曲。

くそでかジャケットが近所の中古屋にでかでかと置かれていたのが印象深い。デカさ自慢かよ、こっちにはBUCK-TICKのシェイプレスがあるんだぜ。

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8. 静かの海で

 

8分にも近づく大曲。多分ラルク最長。まさに孤独の月面から愛しき宇宙へ向かうような

sakuraが中心になって仕上げたという。サンプリングを織り交ぜたアンビエントな雰囲気から始まり、初期らしいシアトリカルな盛り上がり、そしてかの大合唱へ。プログレっぽい大曲でありながらも大枠は結構ストレートな印象。

 

青く浮かび上がる 君のいる場所

あまりにもきれいで 言葉にならない


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この曲はL'Anticaに。

霧子から誰かへ  霧子からL'Anticaへ  誰かから、霧子へ

慈しみとか、慕いとか、内的衝動とか、どれでもあって、どれでもなくて。ただ、何かが大きく心に触れた感覚があるだけ。

 

 


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ラルク アン シエル - Anemone - YouTube

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9. Anemone

 

愛しい その人を想う気持ちは 冬を越えてゆく

海を渡る小船は遠く 願いをこめて  大地を求める

 

01年の活動休止前にラルクが残していった曲。初期っぽいっつーよりROENTGENっぽい。

『静かの海で』とこれは2曲ともアンティーカのための選曲。静かの海でが霧子とアンティーカをとりまく「心」そのまま。こちらアネモネは纏まった置き文のようなものか。どちらも(加えていえば虹も)バンドの節目にあたる時の曲だな……。

 

 


As if in a dream - YouTube

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10. As if in a dream

 

【霧・音・燦・燦】のムービーで私の脳内に流れたのはこのイントロという話を、私はこのネタの度にせねばならんのだ。

インディーズ時代の傑作曲。hydeのお気に入り。

霧子の瞳に光が集うように、闇を焦がす光が散らつく。苦しさとか、重さとか、そういう意思以前に “自然” として人の心うちをとりまく “暗闇”。そしてそこに射すたくさんの命としての光。全てはここから始まった。

 

 


NEO UNIVERSE / L'Arc〜en〜Ciel - YouTube

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11. NEO UNIVERSE

 

あなたは 風のように優しく 鳥のように自由に

この世界をはばたく 恐がらずに  neo universe

 

シャニマス曲で言えば『雪・月・風・花』。2000年という時代の節目に出した、世界終末に見る再生の夢絵のような歌。残酷にも見えそうなこの世界でも、背中合わせの絶望をゆだねてこの世界をはばたく。

霧子を照らしながらもう一度この曲を拾うからこそ、ああ、白系異郷的ゴシックからポップスに根をはりながら洋楽志向を行くバンドなんだなあと改めて実感したり。だからこそ霧子に預けるべき一曲。


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ていうかもう霧子とL'Arcの親和性なんて究極的にはこれ一曲置いとけば解答って気がしてきたな。チームピーちゃんのカバーずっと待ってます……。

 

 

 


L'Arc~en~Ciel 11 the silver shining - YouTube

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12. the silver shining

 

ラスト。広大で静寂な浮遊曲。……「感情のない優しさ」という言葉が浮かんできたがどう思われるだろうか。当然ネガティブな意味ではなく、煩わしい感情を介入させなくたって優しさはあるだろう というような。

歌詞とか一切関係なく霧子に歌ってほしいのはこれっていうか、こういう曲。広大な宇宙と 感情に依しない優しさが霧子に広がる。この12曲の総まとめでもある。

 

and sail the sea I’ve never gone in the sun

(そしてお日さまの下  未知なる海を航るでしょう)

 

 

 

 


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曲順すっげえ悩んだ。これを読まれた方ならどうしただろうか。

前半をあえて曲同士が反発しあうような順番にしたので体感カロリーが高くなってしまったが、後半でそのすべてが収束する感じ。散らばる光が集って霧子の瞳になるように。

後から気づいたけどforbidden loverとfinaleが灯織(イルミネ)にいってsnow dropNEO UNIVERSEが霧子(アンティーカ)にいってんのウケるな。

 

ROENTGENとシャニマスも欠かせないとか、甜花ちゃんロココみたいな衣装多いからそういうテーマでまとめたら面白そうだなとかも思ったけど、もうやりません。多分。

 

 

p.s. ROENTGENボックス、やっぱ高ぇわ(注文したけど)。